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昔からよく耳にするジューンブライド(june bride)、6月の結婚式。6月の結婚式=幸せ ということは、もちろん6月に結婚式を挙げる方も多いはず。
私が礼服・喪服レンタルのショップを開いて2年半経ちますが、そんなこともないような~?全国的にはどうなのでしょうか?
調べてみたいと思います。
6月の結婚が幸せになれるというのにはいくつかの理由があります。
1、ローマ神話で結婚をつかさどる女神「juno(ユノ)」と6月の「june」をかけていて、6月に結婚する花嫁は幸せになるだろうという言い伝え。
2、ヨーロッパの6月は1年の中で最も雨が少ない月で、結婚式を挙げるのに適した気候であるため、結婚式を6月に挙げていたという説
3、大昔、ヨーロッパでは3月、4月、5月の3ヶ月間は農作物の収穫で忙しく、結婚式ができなかったため、6月に結婚式を挙げることが多く、待ちに待ったカップルが幸せな結婚をしていたという説
日本では6月は梅雨にあたり、雨が多く結婚式を挙げることが少なかった。ホテル、結婚式場は売上の獲得を狙い、「june bride」と大々的に宣伝し、6月の結婚は幸せになれると浸透させた。
データによると、実は6月の結婚式は少ないです。4,5月が圧倒的に多いです。
また、10,11月も多いですね。
弊社、礼服・喪服レンタルの相羽では10月が多い気がしていたのですが・・・結局は気候の良い月が多いという事でしょうか。
4,5,10,11月はあまり暑くもなく、寒くもないですから、結婚式には丁度良い気候なのかもしれません。
今や6月の結婚式は人気がないのかもしれません。
最近の結婚式場は窓を大きくし、外の演出に力を入れている気がします。雨が多くては演出が無駄になってしまいます。チャペル式ではフラワーシャワーが出来なかったり、写真撮影も外では出来ません。
これから、6月の結婚式は更に肩身が狭くなり「june bride」という言葉も聞かなくなるかもしれませんね。