先日、お客様から、ブラックフォーマルに関してお問い合わせいただきました。
お客様 「すみません、そちらにブラックフォーマルってありますか?」
私 「もちろん、ご用意できますよ。どのようにお使いですか?」
お客様 「結婚式で、ネットでブラックフォーマルがいいと書いてあったんだけど、仕事で使っているブラックスーツがあるけど、ダメかな?」
私 「そうなんですね。ただ、ブラックフォーマルとブラックスーツは少し違いますね・・・・」
お客様 「そうなんですか!ではブラックフォーマルって?」
このお客様とは10分ほどお話をして、礼服をレンタルしていただきましたが、お客様からするとブラックスーツを結婚式らしくすることが、フォーマルという認識だったようです。
ではブラックフォーマルとは何でしょうか?
ブラックフォーマルとは?
ブラックフォーマルとは、ブラック=黒、フォーマル=正式、であり、冠婚葬祭にふさわしい服のことをいいます。では冠婚葬祭にとはなんでしょう。それは、「礼服」を指します。
特に今では「略礼服」に対して呼ぶことがほとんどです。ちなみにブラックフォーマルは和製英語らしいです。以前もブログで書いたと思いますが、略礼服とは結婚式もお葬式も参加できる礼服・喪服でありますので、結局は礼服・喪服のことをブラックフォーマルと呼ぶのです。ブラックスーツはあくまでも、ビジネスで使用するスーツですので、ブラックフォーマルとは別のものになります。
ブラックスーツは結婚式で着れない?
お客様からのお問い合わせのあった、「ブラックスーツを結婚式らしく」というのは、違えではありません。結婚式ではブラックフォーマルが正式とされていますが、ブラックスーツ、ネイビースーツ、グレースーツを指すダークスーツでも問題ありません。しかし、新郎新婦の親族であれば、必ずブラックフォーマルです。また、私の感覚では、30代になったら、友人の結婚式であったとしても、ダークスーツよりもブラックフォーマルが望ましいと思います。
※世界的に見ると、結婚式には礼服に白ネクタイは珍しく、ダークスーツに明るいネクタイが多いようです。
平服とは?
結婚式の招待状に 「平服でご出席ください」 と書かれている場合ですが、平服という言葉は聞きなれない言葉ですので、普段着と勘違いする場合があります。平服とは、正礼装ほど堅苦しくなく、普段着ほどカジュアルでない服装、男性はダークスーツ、女性はワンピース、アンサンブルスーツのことです。
簡単ではありますが、ブラックフォーマルについて書かせていただきました。
一般的には「ブラックフォーマル=礼服」と覚えていただければいいと思います。そして、結婚式にはダークスーツでも可といいましたが、礼儀、マナーを考えると、私はやっぱりブラックフォーマルがいいと思います。
ブラックフォーマルなら礼服・喪服レンタル相羽までお問い合わせください。