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12月3 8月6 7月21 6月29先日、近所のスーツ量販店「スーツのAOKI」で礼服・喪服を見てきました。最近の礼服・喪服事情をチェックです!チェックのポイントは、「価格帯」「型」です。今回は私一人で行ったので、メンズ礼服・喪服のみのお話になります。
お店に到着し驚いたのが、駐車場が混んでいたこと。ロードサイドのスーツ量販店は、駐車場が広い割りに、車が止まっていない状況をよく見かけますが、AOKIは違いました。すごい人気!これは、CMでの今田美桜ちゃん効果か!?少しワクワクし入店すると、混んでいる理由が分かりました!店内にスマホのソフトバンクが入っていました。そういうことかっ!スーツエリアにはほとんど人がいない・・・笑。でも、この戦略はとてもいいですね。スマホを買った人も立ち寄るかもしれないし、駐車場が混んでいると入店動機になる。素晴らしい!
価格帯、型をチェック!
店内の礼服・喪服は既にオールシーズン物がメイン。正面を向けたフェイスアウトという見せ方をしているものが5型ありました。金額は安いものから¥39,900(税抜)、¥49,900(税抜)、¥59,900(税抜)、¥69,900(税抜)、¥79,900(税抜)こんな感じの価格帯でした。
店員さんのお話によると、スーツの下取り割引があるらしく、いらないスーツを持ってくれば、税込¥40,000以上の礼服なら¥20,000OFFになるらしいです!期間限定サービスなのでしょうか??そう考えるとだいぶ安くなるな~と思いましたが、「元々の価格高過ぎでしょ!!下取りに出せるスーツ持ってない人は安くならないしっ!」そんなことも考えながら試着をしたのですが、形はすごく良かったです。私は、アパレル業界に20年関わっていて、いくつものアパレルブランドと提携し、メンズスーツを見てきましたが、そんな私から見て、ブランドスーツと量販店の形の差はもうありませんね。
礼服・喪服がスーツに近づいた!
今回の調査で一番感じた事は、ビジネススーツと礼服・喪服が近くなったということです。もちろん私も礼服ビジネスをしているので、分かってはいたのですが、より感じることができました。どういう意味か??10年、15年程前までは、礼服・喪服は生地がガッチリして厚手。型もBOX型でスタイリッシュではない。そして漆黒というのが定番。高額になればなるほど黒の色が濃くなる。でしたが、最近では、生地は薄くなり、生地と生地の間に入っている芯地も薄いため、ガッチリした感じはない。黒の色も以前よりも薄くなっている気がします。もちろん、ビジネススーツの黒とは違いますが、形もスタイリッシュになった分、そんな風に見えるのかもしれません。
調査の際に、¥39,900、¥59,900、¥79,900の礼服を試着しましたが、値段による黒色の差はあまり感じられませんでした。それよりも、店員さんは、高額になれば生地が良くて着やすいという説明をしていました。それを考えても、黒色の濃さへのお客さんの関心や重要性が薄れているのだと思います。様々な角度から考え、ビジネススーツと、礼服・喪服が近くなった気がします。
最後に
今回AOKIに行ったことにより、アパレルブランド物、量販店の礼服、弊社のレンタル品、どれもあまり差を感じられなく、クオリティが高いことが分かりました。アパレルブランドではブラックスーツが礼服に近くなったとはいえ、純粋な礼服はありませんし、量販店の礼服は、形も生地も良くおススメではありますが、シャツ、ネクタイなど全て揃えれば¥40,000程度かかります。であれば、やはりフルセットで¥6,000程度の弊社レンタルが賢いし安くて良いと思いました。