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お葬式に参列するときは身だしなみを整えることが重要です。

喪服などの服装や小物・装飾品と同じように髪型にもマナーがあります。

お葬式の髪型、ロングおろしたままはNGと言われていますがミディアムヘアはどうでしょうか？

ミディアムヘアは肩から鎖骨くらいまでの長さのヘアスタイルなのでロングヘアと同じようにだらしない印象にならないように長い髪はひとつにまとめるのがマナーです。

こちらの記事では喪服に合わせたミディアムヘアのヘアアレンジについてご紹介します。

お葬式の髪型、ミディアムおろしたままは大丈夫？

ミディアムヘアは、比較的どなたでも似合う髪型で自然なかわいらしさがあり人気です。ロングヘアよりもアレンジしやすいのが特徴です。最近はウルフレイヤーや切りっぱなしなどのスタイルの髪型の女性が増えています。

ボブヘアのミディアムをボブディ。ミディアムヘアの中でも長めのものをミディアムロング。またはセミロング（鎖骨下から胸上までの長さ）など髪の長さに違いはあるものの「お葬式の髪型、ミディアムおろしたまま」はNGです

お葬式に参列するときミディアムヘアの女性は、髪をおろしたままはだらしなく見えてしまうからです。

だらしのない印象にならないように、低い位置でしっかりとまとめましょう。

お葬式に参列するときはミディアムヘアをおろしたままはNGな理由を解説します。

ミディアムヘアおろしたままNG

お葬式に参列するときは、ワンピース、アンサンブルの喪服を着用します。

最近の喪服はスカートの丈はひざが隠れる程度にする。胸元の大きく開いたものはふさわしくないと言われていますね。

故人をしのび喪に服す意味が込められている喪服に華美な印象を与えるミディアムヘアおろしたままはふさわしくありません。

印象が悪い

ミディアムヘアの髪をおろしたままにすると、受付の方にお香典を渡すときやお焼香でお辞儀をするときに髪がゆれてご遺族や参列者に対して印象が悪いです。

ミディアムヘアをおろしたままにすると、歩いたりお辞儀するなどちょっとした身体のうごきで髪がゆれ動くので清潔感がなくだらしがなく見えてしまいます。

お葬式では喪主・ご遺族・一般の参列者にあいさつシーンがあるので印象が悪い髪型はヘアアレンジが必要です。

カジュアルな印象になる

お葬式は、ご遺族や故人関わりのあった方たちが集まり最後のお別れをする大切な儀式です。

そのため主役はあくまでも故人であるため参列者は派手でカジュアルな印象はふさわしくありません。

ミディアムヘアをおろしたままにすると、垢抜けるや男心をくすぐるモテヘアと話題ですがおしゃれをする場ではありません。お葬式では身だしなみに気をつける必要があります。

喪服に似合う髪型

お葬式は落ち着いた印象になる喪服に似合う髪型や身だしなみを整えることが大切です。

そのために髪型も地味になるようにヘアアレンジをしましょう。

ひとつにまとめる

お葬式では出来る限り控えめな印象にするのがマナーです。

長い髪を美容院でカットすることは費用も時間もかかり容易ではありません。

ミディアムヘアのような長い髪の場合は、ひとつにまとめて髪の動きをなくすようにします。

風で髪が顔にかかると悪目立ちするので、風が強い日は黒いゴムやネットを持参しましょう。

耳より下は弔事

ミディアムヘアは、ロングヘアと同じように歩いたりお辞儀をするだけでも髪がゆれ動き目立ちます。

とはいえ長い髪をどの位置でひとつにまとめてもいいわけではありません。

髪を耳より上でまとめるハーフアップは華美な印象を与えるのでさけてください。

ミディアムヘアも耳より下は弔事を意識して髪をひとつにまとめる必要があります。

髪型にこだわる

第一印象は初頭効果ともいい印象に残りやすいものです。ミディアムヘアでおろしたままの髪型は万人受ウケして高感度の高いヘアスタイル。清潔感や女性らしい雰囲気もまとえますが、どうしても華やかな印象になってしまいます。

初対面で相手に抱く印象は３秒で決まるとも言われており視覚情報が大半を占めてます。

第一印象がいいと後々の評価や付き合い方が変わってくるので、お葬式に合う髪型にしましょう。

お葬式の髪型、ミディアムヘアに適したヘアアレンジ

お葬式の髪型、ミディアムヘアおろしたままは好感度の高いヘアスタイルですがNGです。

ヘアアレンジするときは、できるだけ控えめな印象にするのがマナーです。

ロングヘア（胸の下くらいまである長さ）よりミディアムヘア（肩から鎖骨くらいまでの長さ）の方が髪の長さは短くなるものの非常に近いニュアンスの髪型です。

髪のまとめ方によっては華やかな印象になってしまうので注意してください。

お葬式に参列するときミディアムヘアの適したアレンジ方法をご紹介します。

ひとつ結び

ロングヘアと同じように黒いゴムを使ってひとつに束ねるのが一般的です。

お葬式の髪型、ロングおろしたままはNG！葬儀に最適なヘアアレンジ

受付であいさつするときやお焼香のときに、髪が肩から鎖骨くらいまでの長さあると顔にかかってしまうおそれがあるからです。

ひとつ結びするときの注意点は、髪の毛を束ねる位置です。

冠婚葬祭では「耳より上は慶事、下は弔事」がマナーですから、うなじの高さでひとつ結びしましょう。おくれ毛があると清潔感に欠けるので注意してください。

シニヨン（お団子）ヘア

肩から鎖骨くらいまでの長さのミディアムヘアの女性は、シニヨン（お団子）ヘアがおすすめです。

パーマがかかっていたり髪の毛の色が多少明るくても、お団子にして髪をまとめてしまえば目立たなくすることができるからです。

シニヨン（お団子）ヘアにするときは、「耳より上は慶事、下は弔事」を意識してうなじの高さでお団子を作ります。

耳より高い位置は、カジュアルな印象になるのでNGです。

髪の両サイドをヘアピンで固定する

ミディアムヘアは、ひとつに束ねるには髪の長さが足りずひとつ結びやシニヨン（お団子）ヘアができないときもあります。

そんなときもお葬式では髪をおろしたままは失礼にあたるので、ヘアアレンジする必要があります。

髪の両サイドをヘアピンで固定するのがおすすめです。

おくれ毛（耳元などの顔まわりに残る細い髪の束）がないように、髪を耳の後ろにかけてから固定すると清潔感のある印象になります。

ヘアピンで固定したあとに、鏡を使って毛先がでていないか確認しましょう。

前髪はピンでとめる

前髪が長いときはピンでとめるのが一般的です。ピンでとめてもボリュームがあるときは、ワックスやスプレーで固定しましょう。

お葬式では、ご遺族や参列者にあいさつすることがあります。お辞儀をするたびに前髪をセットするのは大変ですし不快に感じる人もいるので注意してください。

ヘアアクセサリーは最低限にする

喪服に必要なヘアアクセサリーは、黒いゴムやヘアピン、お団子ヘア用のネットなどです。

そのほかのヘアアクセサリーは、必要最低限にするのがマナーです。

黒いヘアアクセサリーも大きな飾りがついたものはさけること、ツヤのない地味なものが無難です

ミディアムヘアでおろしたままはNGですから、ひとつに束ねても毛先が広がったりおくれ毛が目立つことがあります。黒いヘアピンや髪を固めるスプレーやワックスをバッグに入れておくと、毎回前髪を直す必要がないので便利です。

まとめ

お葬式に喪服で参列するときは、髪型にもマナーがあり意外と大変だと感じる人も多いでのではないでしょうか。

ミディアムヘアもロングヘアと同じようにひとつにまとめるのが基本です。とはいえ、長い髪をどの位置でひとつにまとめてもいいわけではありません。ミディアムヘアの場合も耳より下は弔事を意識してヘアアレンジするのがマナーです。

最近は、「冠婚葬祭のマナー」も基本的な部分さえ押さえておけば細かいことは気にしなくなっているのも事実です。なによりもご遺族や故人への想いが髪型や身だしなみにつながることだけ覚えておくとよいでしょう。

ミディアムヘアの女性もお葬式に参列する前に、髪をひとつにまとめたりヘアアレンジして清潔感を意識した落ち着きのある髪型を心がけましょう。