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公開日:2023/05/20最終更新日:2023/05/20 結婚式、50代の服装は?今どきの礼服の選び方

50代になるといろいろな立場で結婚式にお呼ばれすることが増えてきます。

父親・親せき・会社の上司・友人としてなどそのときの立場にあわせて服装の配慮が必要です。

また結婚式に参列するときは年齢にあった服装を選ぶことも重要です。

とはいえ

「今どきの礼服はビジネスで着る黒のスーツと似てるけど何が違うの?」
「そもそも結婚式、50代の服装は?何を着ればいいの?」

などと50代の結婚式の服装について悩む男性が多いです。

そこで今回は50代の男性が結婚式へ参列する時の服装マナーについて詳しく解説していきます。今どきのカジュアルなスーツが結婚式に着用しても問題ないかも紹介します。

結婚式の男性の服装

最近の結婚式に着用する礼服は、ビジネスで着る黒のスーツと同じです。ただ礼服は、スーツの黒とは異なり濃染加工をした濃い黒をしています。

ジャケットはシングルが主流になりつつあり、背中にセンターベントという切り込みがあります。

結婚式ではグレー、シルバーのベストを着用すると、立体感がでて華やかになります。

このように昔の結婚式の服装よりカジュアルになっているため、ビジネススーツを着ても問題ないと思う男性が多いです。

ただ結婚式はフォーマルな場であるため基本的な部分は昔と変わりません。いくつか気をつけたいポイントがあるので紹介します。

結婚式の格式と服装のフォーマル度の違い

結婚式では立場によって服装が変わります。

格式による服装のフォーマル度の違いで着用する服を選びます。

ここでは最近結婚式や披露宴で着用することの多い洋装について格式の違いを解説します。

正礼装(正装)

正礼装(正装)は、最もフォーマルな服装です。結婚式では新郎や新郎新婦の父親が着用します。

昼の結婚式・披露宴 モーニングコート
夜の結婚式・披露宴 タキシード

最近は新郎が準礼装と呼ばれるブラックスーツを着用する場合があります。その場合は格式を下げて新郎新婦の父親もブラックスーツを着用する方がいいという考えもあります。

準礼装

準礼装は正礼装(正装)の1つ下の格の服装です。主に親族などが着用する服装です。

最近のカジュアルな結婚式では新郎新婦の父親が着用することもあります。

昼の結婚式・披露宴 ブラックスーツ
夜の結婚式・披露宴 ブラックスーツ

 

略礼装

略礼服は礼服の中で一番格式の低い服装です。

友人・会社関係・隣組など一般参加ゲストが着用します。最近では親族も着ることが増えています。

結婚式の案内状に「平服でお越しください。」と案内があった場合は、親族でも略礼服のスーツでも問題ありません。

略礼服はブラックスーツのほかにダークスーツと呼ばれる濃紺やグレーも着用出来ます。

結婚式などのフォーマルなシーンでは、地味で目立たない色が基本ですからダーク系の濃紺やグレーを選ぶ時はなるべく暗い色を選びます。

昼の結婚式・披露宴 ブラックスーツ・ダークスーツ
夜の結婚式・披露宴 ブラックスーツ・ダークスーツ

略礼服は、一般ゲストや親族が着用できる服装ですが、

「光沢感のあるスーツは避ける。」

「なるべく暗い色を選ぶ。」

など、いくつか気をつけたいポイントがあります。

50代で参列する立場をわきまえた服装をしたいなら、どんな立場の方が着用しても問題のない準礼装のブラックスーツがおすすめです。

スマートカジュアル

立食パーティーや結婚式の二次会などは、ジャケットとパンツを組み合わせるスマートカジュアルの服装をします。

一般的なカジュアルスーツなので光沢感や色など制限はありません。

昼の結婚式・披露宴 ダークスーツ・カジュアルスーツ
夜の結婚式・披露宴 ダークスーツ・カジュアルスーツ

50代でカジュアルな結婚式にお呼ばれした場合は、立場をわきまえてブラックスーツを着用してネクタイの柄や色を変えてみるのもおすすめです。フォーマルベストを着用すればワンランク上の男性を演出することもできます。

結婚式、50代男性の服装は?

結婚式に出席するなら年齢と立場に合わせて服装を選ぶことが重要です。

それぞれの立場にふさわしい服装を紹介します。

新郎新婦の父親として結婚式に参加する男性の服装

新郎新婦の父親は最もフォーマルな正礼装のモーニングコートやタキシードを着用します。

今どきのカジュアルな結婚式に出席する場合は、準礼装のブラックスーツでも問題ありません。

結婚式では新郎が主人公のため服装の格式を合わせる必要があります。略式結婚式の場合には、ブラックスーツにするなど立場をわきまえた服装選びが重要です。

親族として結婚式に参加する男性の服装

親族として結婚式に参加する場合、新郎やその父親よりも高い格式の礼服を避けるため準礼装のブラックスーツを着用します。

ブラックスーツは、どの立場の方でも失礼にならないフォーマルな服装です。とくに50代ともなると立場や役割にあった服装を選ぶことが重要なので1着用意しておくと安心です。

 

親族は、一般参加ゲストを迎える側の立場のためできるだけ目立たない服装を選びます。白無地のレギュラーカラーのワイシャツに白かシルバーのネクタイをします。

50代の男性は、年齢による風格を出したい人もいます。ネクタイにある程度生地に厚みがある立体感が出て高級感が増します。またフォーマルベストを着用すると立体感がでるためスタイルにアレンジをすることができます。礼服以外の小物を工夫してみるのもおすすめです。

今どきのカジュアルな結婚式に参加する場合でも、50代の男性は親族の服装として恥ずかしくないブラックスーツがおすすめです。

上司として結婚式に参加する男性の服装

会社の上司として結婚式に参加する場合もフォーマルな装いになる準礼装のブラックスーツをおすすめします。

スタライプ柄のシルバーのネクタイをつけたり、フォーマルベストを着用するなどコーディトを工夫することでワンランク上の男性を演出させることができます。

会社の代表として参加する場合は、内羽根式のストレートチップの革靴を履くなどフォーマルな服装を心がけましょう。

友人や同僚として結婚式に参加する男性の服装

最近は50代で結婚する男性も少なくありません。

一般参加ゲストとして結婚式に参加する場合は、準礼装のブラックスーツや略礼服のダークスーツを着用します。

カジュアルな結婚式でも50代という年齢からブラックスーツをおすすめします。

ジャケットを着たときシルエットがきれいに見えるようにシングルにしたり、ネクタイの生地に厚みがあるものを選び高級感をだしたり、フォーマルベストを着用してスタイルにアレンジするなどコーディネイトに変化をつけてみるのもよいです。

カジュアルな結婚式に参加する男性の服装

結婚式を行う人の考え方の変化からカジュアルな結婚式を行う人も増えています。

立食パーティーやリゾートウェディングなどの場合は、50代という年齢でも略礼装のダークスーツやカジュアルスーツでも問題ありません。

とはいえ、新郎新婦の父親や会社の上司としてカジュアルな結婚式に参加するときは、準礼装のブラックスーツがふさわしいです。

結婚式に参加するときの立場によって格式にあった服装を心がけましょう。

まとめ

結婚式での50代の服装は、立場によって格式にあった服装をすることが重要です。

最近は、カジュアルな結婚式が増えているので礼服や小物選びで迷うこともあるでしょう。

結婚式にお呼ばれしたときは、格式と服装のフォーマル度の違いを確認することと50代という立場にあったフォーマルな装いをすることが大切です。