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公開日：2023/05/23最終更新日：2023/05/24 結婚式の男性の服装マナーは？おしゃれに礼服を着こなすポイント
目次
結婚式に男性がお呼ばれしたときに礼服を着用するのが一般的です。礼服に白無地のワイシャツ、白かシルバーのネクタイ、ストレートチップの革靴が基本です。
この結婚式の服装なら正式なフォーマルスタイルのマナーとなり問題ないのですが、つまらない。。ダサいのでは！？と感じる男性も多いです。
結婚式の服装でいくつか気を付けたいポイントがあり基本的な部分を抑えつつおしゃれしたいですよね。
そこで今回は、結婚式の服装マナーの範囲内でおしゃれに礼服を着こなすポイントやスタイルにアレンジする方法を紹介します。
結婚式の男性の服装は？
結婚式におしゃれに礼服を着こなしたいなら服装マナーを押さえておく必要があります。
結婚式の服装には、いくつか気を付けたいポイントがあります。こちらでは、基本的な部分を解説していきます。
結婚式の服装は、準礼装のブラックスーツ
結婚式の服装は立場によって服装が違います。
- 新郎や新郎新婦の父親は正礼装：タキシードやモーニング
- 一般ゲスト（親戚・会社関係）は準礼装：ブラックスーツ
- 一般ゲスト（友人）は略礼装：ブラックスーツやダークスーツ
最近は、カジュアルな結婚式が増えており新郎新婦の父親がブラックスーツを着用することもあります。またダークスーツは色味や素材によってフォーマルな装いに相応しくないため友人であってもブラックスーツをおすすめします。
おしゃれに礼服を着こなすポイント
結婚式の服装は、基本的にブラックスーツを着用します。
こちらで礼服をおしゃれに着こなすポイントについて解説します。
礼服
礼服のジャケットは、シングルとダブルの２種類がありますが最近はシングルが主流になっています。
重厚感やフォーマル感があるダブルよりスマートでスタイリッシュに見せることができるからです。
礼服をおしゃれに着こなすには、ボタンが１列に配置されているシングルがおすすめです。
ズボンにタック（ヒダ）が入っていると、腰回りに余裕ができる立ったり座ったりが楽になるだけでなく大人っぽさやエレガントな印象になります。
タックの本数によって印象が大きく変わってきますが機能性やデザイン性を考えるならワンタックパンツがおすすめです。
なおズボンの穿き方は、しっかり腰骨の上まで上げて穿いてください。ずらして穿くとだらしなく見えてしまいます。
ワイシャツ
白無地のワイシャツで一般的なレギュラーカラーがおすすめです。
結婚式では、折柄のないブロードクロスの生地を選びます。
ワイシャツは、衿部分はボタンダウンにしたり折柄のある生地にするだけでカジュアルに見えてしまうので注意が必要です。
ジャケットを脱いだときに胸元に立体感をだすためにワイシャツの上にフォーマルベストを着るとおしゃれです。
ベストを着てワンランク上の男を演出させましょう。
ネクタイ
結婚式では白かシルバーをつけます。
結婚式においてNGな柄はとくにありません。
ネクタイはある程度に生地に厚みがあると立体感が出て高級感が増します。
シャープでスタイリッシュな印象になるストライプ柄のネクタイがおしゃれです。
ベルト
基本的に黒いベルトを選びます。
ベルトの幅は、3㎝～3.5㎝程度にするとカジュアルでもフォーマルなシーンでも使えます。3.5㎝を超えるとカジュアルに見えるので注意してください。
できるだけ装飾の少ないもの、バックルが大きすぎないものがふさわしいです。
できるだけシンプルなデザインのベルトにした方がおしゃれに見えます。
シューズ
内羽根式のストレートチップの革靴が最もフォーマルです。
以前は、本革は死を連想させるので冠婚葬祭では避けられてきましたが現在は本革も合皮の靴でもOKです。
最近は軽くて履きやすい合皮の靴が人気です。
結婚式では、フォーマルなシューズを履くことがおしゃれの基本です。
小物
結婚式では、ネクタイピンなどの装飾はある程度良いとされています。
新郎よりも目立つことは避ける必要がありますが、ポケットチーフやネクタイピンなどつけて少し華やかな印象に見せることができます。
自分の身体のサイズにあった礼服を選ぶ。
サイズがあっていない礼服を選んでしまうと、だらしなく見えます。
そのためスタイルをよく見せるためにも自分の身体のサイズにあった礼服を選ぶことが重要です。
当店の礼服レンタルサービスにおいてお客様からサイズ選びについてよく質問がありますので、各商品ページに「サイズ選びで失敗しない為に！一言アドバイス」をしています。
例えば、【標準セット】Y体 オールシーズン用メンズフォーマルスーツ(礼服・喪服)なら胸囲とウエストの測り方をご紹介しています。
胸囲は、（礼服・喪服の実寸－ご自身の実寸）が10～13㎝程度がベストと言われています。ウエストは、おへそ回りを測ってください。下過ぎる位置で測る×服の上から測る×です。
また、礼服をレンタルする前に自分のサイズを調べる方法も紹介しています。
着心地の良い服のサイズを調べる方法と自分で計測するときのウエスト・ゆき丈・首回り・股下の測り方を参考にしてください。
※当店のメンズ礼服は、身長とウエストからサイズを確認することができます。
結婚式のNGな服装
結婚式の男性の服装でNGなスーツや小物を身につけるだけでおしゃれに見えません。
ここではいくつか気を付けたいポイントがあります。こちらでは、結婚式の服装マナーについて基本的な部分を解説します。
個性的な服装は避ける
結婚式では、新郎新婦が主役です。
派手な色のスーツや個性的な服装は、新郎よりも目立ってしまうので避けましょう。
黄色・緑・赤・青などの原色、ゴールドやシルバーのスーツ、ストライプ柄などはNGです。
結婚式の主役は、新郎新婦であることを忘れずにスーツの色や柄を選ぶことが大切です。
白のスーツは新郎のみ
結婚式では、白い服を着れるのは新郎新婦のみです。
新郎の白いタキシードや新婦の純白のドレスと同じ色の白いスーツはNGです。
黒いネクタイはお葬式を連想させてしまう
ストイックで落ち着いた印象に見せることができる黒いネクタイもふさわしくありません。
人によってはお葬式をイメージしてしまうのでNGです。
アニマル柄は避ける
アニマル柄は、死を連想させることから避けたほうがいいです。
トレンドのアニマル柄を靴やバッグに取り入れるとおしゃれに見せることができますが結婚式ではNGです。
アニマル柄のネクタイやハンカチなどの小物もマナー違反。
ヘビ・クロコダイルなどの革を使用した高価な靴やベルトもふさわしくありません。
ビジネススーツと礼服は別物
紳士服のAOKIやはるやま・コナカの礼服のかたちを調査した結果、ジャケットはシングルが主流になっていました。また背中にベントという切り込みがありシルエットがとてもキレイでビジネススーツに近づいてきたと感じます。
10年、15年程前までは、礼服の生地は厚手で型もBOX型が基本でしたが、今どきの礼服はかなりスタイリッシュになっています。
最近では、生地は薄くなり、生地と生地の間に入っている芯地も薄いため、ガッチリした感じもありません。
とはいえ、ビジネススーツと礼服は全くの別物です。
日常使いするビジネススーツは、グレー・ネイビーなどのダークカラーが多いです。一方礼服は、スーツの黒とは異なり、濃染加工をした濃い黒をしています。黒のビジネススーツよりも色が濃いのが特徴です。
礼服の濃染加工をした濃い黒をしていますので色の濃さだけでも全くの別物です。たとえ黒いビジネススーツでも避けた方がよいでしょう。
まとめ
結婚式の男性の服装マナーを押さえつつおしゃれに着こなしたいですね。
礼服をカッコよく着こなすには、自分の身体のサイズにあった礼服を選ぶのも重要です。
今回の記事を参考に礼服や小物選びで個性をだしておしゃれを楽しみましょう。