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結婚式に招待されたときに金銭的な負担を配慮してご祝儀袋に新札の現金を入れて渡しますが、最近は結婚式のあり方そのものが見直されWEBご祝儀が注目されています。
コンビニやスーパーなどではキャッシュレスが一般的になっていますが、結婚式のご祝儀の場合もキャッシュレスは失礼ではないでしょうか?
こちらの記事では、デジタル化する結婚式でいま注目のWEBご祝儀について新郎新婦、ゲストそれぞれのメリット・デメリットについて調査しました。
もともと結婚式のご祝儀は、自宅で婚礼の式や宴したときの新郎新婦の金銭的な負担を配慮するためのものでした。
いまはホテルや結婚式場で披露宴が行われることが一般的となりゲストの食事や引き出物にかかるお金の負担とお祝い金がご祝儀になりました。
受付であいさつをしてご祝儀を渡し記帳するという流れです。
最近では、WEBご祝儀※と言って事前決済で現金を使わずにご祝儀を渡す方法を選択されるカップルが増えています。
※結婚式場の招待状に記載されたQRコードから事前決済する仕組み
ご祝儀をキャッシュレスにすると新郎新婦と受付・ゲストで現金の受け渡しがなく手間が省けます。
結婚式当日に大きな金額を扱わなくていいというメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
結婚式では、親族・主賓・一般ゲストと様々な立場の方が出席することと、年齢やお住いの地域の風習から受付でご祝儀を渡す方法がよいという場合もあります。
新郎新婦は、招待するゲストのWEBご祝儀のメリット・デメリットまで確認しておきましょう。
新郎新婦がWEBご祝儀を利用した場合のメリットはこちらです。
ひとつずつ確認していきましょう。
さきほど説明した通り従来の結婚式では、受付であいさつをしてご祝儀を渡し記帳するという流れがあります。
受付する場所は新郎側・新婦側で分かれていますが、どうしても混雑してしまします。
WEBご祝儀にすると、受付そのものがなくなるため結婚式前の混雑緩和に役立ちます。スムースに進行できるメリットがあります。
当日の受付が不要になるため、結婚式場のスタッフの数を減らすこと可能です。また受付を担当してくれた友人にお礼する必要がなくなるため出費を抑えることができます。
従来の方法では、受付してくれた友人からご祝儀を親や兄弟が預かるのが一般的です。結婚式でいただくご祝儀は、どうしても大金になります。
結婚式が終わるまで親や兄弟に大金を預かってもらうのはリスクやストレスが伴います。
WEBご祝儀にすると、結婚式当日にお金の管理をしなくていいため気を使う必要がありません。
いただいたご祝儀の管理のリスクや現金管理のストレスを考えずに、一生に一度の結婚式をあげられるメリットがあります。
従来の方法では、ご祝儀の総額は結婚式がおわるまでわかりません。
一般的なご祝儀の相場から予想しかできないため、自己資金がどのくらい必要か検討が難しいです。
そのため結婚式のプランだけでなく新婚旅行の費用や新生活にかかる費用などの計画もしにくいです。
WEBご祝儀にすると、結婚式のプランを考えている中でご祝儀のおおまかな総額がわかります。結婚式の予算が立てやすく無理のない計画ができるメリットがあります。
結婚式をあげるには、ホテルや結婚式場の予約やウェディングドレスやタキシード・礼服などの衣装にかかるお金を前払いすることが多々あります。
従来の方法では、前払いのお金を事前に用意する必要がありました。そのため結婚式をあげるには、ある程度資金計画が必要でした。
WEBご祝儀の中には、結婚式をあげるまえに事前にお金を受け取れるサービスが増えており、結婚式でいただく予定のご祝儀を前払い支払う費用に充てることも可能です。
事前にお金を受け取れるため、自己資金を手をつけずに結婚式のプランを決められるのはうれしいですね。
結婚式に出席していただくゲストに料理や引き出物の用意をする必要があり当然ゲスト一人一人に費用がかかります。
そのため従来の方法で突然欠席やドタキャンされてしまうと予定していたご祝儀がもらえず困ります。
WEBご祝儀なら結婚式場の招待状に記載されたQRコードから事前決済する仕組みになっているので、ゲストのドタキャンを防げるメリットがあります。
結婚式当日に欠席の連絡があったとしても、いただいているご祝儀を返してほしいというゲストは少なくお金のトラブルが少なくなります。
従来の方法では、受付でいただいたご祝儀を一時的に親や兄弟が預かる仕組みのためお金のトラブルはゼロではありませんでした。
ご祝儀袋に記載された金額と記帳された金額が合っていない。
受付や親や兄弟がご祝儀袋をなくしてしまった。
せっかくのお祝いの席でお金のトラブルがあると雰囲気がかなり悪くなってしまいます。
WEBご祝儀すると、事前に決済しているため結婚式当日のお金のトラブルを防ぐことができます。
結婚式場から遠方のゲストを結婚式に招待しても出席が難しい場合があります。
従来の方法では、欠席の連絡のみでご祝儀だけいただくことは難しかったです。
WEBご祝儀ならご祝儀を現金書留で郵送する手間もないため出席が難しい遠方のゲストからもご祝儀をいただけることがあります。
ご祝儀をいただいたゲストが結婚式を欠席する場合は、お礼のご挨拶と引き出物などを送付するようにしましょう。
ゲストがWEBご祝儀を利用した場合のメリットはこちらです。
ひとつずつ確認していきましょう。
従来の方法では、ゲストがご祝儀を渡すための手間と時間がかかってました。
銀行に行って新札に変える、ご祝儀袋と袱紗(ふくさ)の用意する、筆ペンであて名を書く。
このほかにもご祝儀袋に新札を入れる向きや袱紗(ふくさ)の包み方などのマナーも確認する必要があります。
WEBご祝儀なら、いままで手間に感じていたことを一切する必要がありません。ゲストが結婚式に出席する前の負担を少なくできるメリットがあります。
従来の方法では、現金の直接的なやり取りだったためポイントがつくことがありませんでした。
WEBご祝儀は、結婚式場の招待状に記載されたQRコードから事前決済する仕組みのためクレジットカードや電子マネーの利用時にポイントが貯められます。
ゲストによってはご祝儀もポイントが貯められるとうれしいと感じる人もいます。WEBご祝儀のシステムを使うと新郎新婦のちょっとした心配りができそうですね。
従来の方法では、受付であいさつをしてご祝儀を渡し記帳するという流れが一般的です。
字を書くのが苦手な人や年配の方は、受付のやり取りに手間に感じている人も少なくありません。
WEBご祝儀なら事前に受付を済ませているので、受付でご祝儀を渡す必要がなく記帳の手間も省けます。
新郎新婦からせっかく招待されたのに仕事の都合でどうしても欠席しなければいけないことがあります。
ゲストが結婚式までにご祝儀を送るには、時間と手間がかかってしまいます。
WEBご祝儀なら新札やご祝儀袋を用意せずにスマホ1つでお祝いを渡すことが可能です。
WEBご祝儀は新しい結婚式のあり方として認められるつつありますが、デメリットもいくつかあります。
WEBご祝儀のデメリットをしっかりと把握した上で、ホテルや結婚式場のスタッフとプランを打ち合わせしましょう。
ひとつずつ確認していきましょう。
WEBご祝儀は、あたらしいご祝儀の渡し方であり認知度はかなり低いです。
親族や年配のゲストが多い場合は、WEBご祝儀に抵抗を感じる人が多いため避けた方がいいでしょう。
またWEBご祝儀は、クレジットカードで決済する方法がほとんどです。スマホからQRコードを決済するためインターネット環境がない人は支払うことが難しいです。
招待したゲスト全員がキャッシュレス決済対応できる人とは限りませんので、WEBご祝儀を任意にして受付でご祝儀を受け取れる配慮も必要です。
親族や年配のゲストの中には、結婚式の招待状にWEBご祝儀を任意にしただけでも不快に感じる人も少なくありません。両親やホテルや結婚式場のウェディングプランナーとよく相談して決めましょう。
WEBご祝儀のシステムを利用すると、決済手数料として5%前後かかります。
サービスによって振込手数料がかかってしまうところもあります。
従来の方法なら手数料はかからないためムダな出費と思いがちですが、
結婚式当日にお金の管理をしなくていい。結婚式の予算が立てやすいなど様々なメリットがあります。
WEBご祝儀なら受付を依頼した友人の謝礼がいらないこと、受付するときのスタッフを減らせるため費用が抑えられます。
手数料がかかるデメリット以上のメリットもあるので、カップルでよく相談して決めましょう。
今回は、WEBご祝儀のメリットとデメリットを調査しました。
従来の結婚式では受付であいさつをしてご祝儀を渡し記帳するという仕組みから、WEBご祝儀というあたらしいご祝儀の渡し方が選べるようになりました。
今後、さらに結婚式もデジタル化が進みご祝儀もキャッシュレス化の時代になっていくのかもしれません。
WEBご祝儀は、新郎新婦・ゲストともに多くのメリットがありますが、年配の人にはまだまだ認知されておらず抵抗に感じる人も少なくありません。
招待するゲストを想い両親やホテルや結婚式場のウェディングプランナーとWEBご祝儀についてよく相談して決めましょう。