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結婚式で男性ゲストは礼服を着用しますが、ブラックスーツに白無地のワイシャツではありきたりな格好でつまらないですよね。
服装マナーを抑えつつワンランク上の着こなしをしたいと考えている方にベストの着用がおすすめ。
結婚式は、友人、知人との久々の再開、最高の自分を見せたい。
スタイルをアレンジしてワンランク上の男を演出したい!
そんな悩みを解決できるのがフォーマルベストです。
こちらの記事では、結婚式のベストの必要な理由とベストを着用するメリットや効果を確認しながら最適な選び方についてもご紹介していきます。
結婚式に出席する前に、ベストに関する豆知識をチェックしましょう。
礼服やスーツに合わせるベストは、ワイシャツとジャケットの中間着として生まれたファッションアイテムです。
ベストの発祥は、17世紀のヨーロッパ・イギリスからだと言われています。
その後19世紀までの男性にとってシャツは下着であるという考えから、大切な中間着であったためベストは必要不可欠なものでした。
暑いときスーツのジャケットを脱ぐと下着であるシャツだけにならようベストが必要だったのです。
その頃のヨーロッパでは、袖ありのベストが主流でしたがジャケットがタイトになるにつれて袖なしタイプが一般的になったようです。
では、結婚式でもベストが必要なのでしょうか?
実際に結婚式に出席してみると、最もオーソドックスなデザインの襟がないシングルベストを着用する方が増えていますし、上級者向けのデザインの襟付きのシングルベストや個性を出したい方が襟付きのダブルベストを着用する方もいます。
結婚式などのフォーマルなシーンでベストが必要という決まりもないためベストを着ていない方も多くいます。
でも、フォーマル感や華やかさが増すから結婚式でベストは必要です。
結婚式では、どんな会場でもジャケットにパンツスタイルが基本ですが、さらにベストを着用してスリーピーススタイルがおすすめです。
ベストを着用するメリットや効果が5つもあるからです。
一つずつ確認していきましょう。
ベストを着用するだけでワンランク上の男を演出できるスグレモノ。
ブラックスーツに白無地のワイシャツではありきたりな格好。。。
ベストで簡単にスタイルにアレンジをできるメリットがあるんです。
これ以外にも5つのメリットがあるので紹介します。
礼服のジャケットに白無地のワイシャツのスタイルにベストを着用するだけで、スタイルにアレンジをすることができます。
いつもの自分とは違う最高の自分を見せたい。ワンランク上の男を演出したいときに活躍します。
ベストを着用してスリーピーススタイルにするだけで華やかでフォーマルな装いになりますよ。
結婚式では、フォーマルな装いをすることでお祝いの気持ちを伝えることもできます。
相手に対する思いやりの洋服という意味が込められているので、新郎新婦やゲストへの印象がとても良くなります。
礼服にベストを着用して身だしなみを整えることで、新郎新婦やゲストの方に好感をもってもらえたらうれしいですね。
またフォーマルなシーンでは、T(時間)・P(場所)・O(場合)も意識することも必要です。
最近では個性が尊重されるようになっており自由度の高い服装をしがちですが、結婚式の時間や場所や雰囲気に合わせるのが冠婚葬祭のマナーです。
新郎新婦やゲストの方に安心感を与えられますのでぜひ意識してみてください。
ベストを着用すると、衣服のアウトラインが変わりシルエットにも大きな影響を与えます。
お腹まわりが絞られスタイルがよく見える効果を期待できるからです。
また胸元にVゾーンができるため視線が上になり足長効果も期待できます。
結婚式に招待されたけど、体系が気になる。。当日までにダイエットしないと。。
と悩んでいる方にとって朗報!?
べストを着用するだけでスタイルがよく見える嬉しい効果があるんですね。
夏の結婚式は、暑いからベスト着るのは無理だと思いがちですが、、、
ムシムシと暑い夏だからこそ、ベストが重宝します。
先ほど紹介したようにベストの発祥の地ヨーロッパではシャツは下着であるという考えから、結婚式でも基本的に礼服のジャケットを脱がないのが服装マナーです。
とは言え冷房の効いていない受付や屋内や屋外の演出で暑いと感じたら礼服のジャケットは脱ぎたくなるものです。
夏だからと言ってフォーマルなスタイルマナーは変わらないため、だらしのない恰好はできないですよね。
そのため暑くてジャケットを脱ぐときは、ベストを着用するのがマナーです。
空調が効いた披露宴会場もお酒を飲み始めると、暑く感じる方も多いのではないでしょうか?
そのような暑く感じたときにジャケットが脱げるのはうれしいですね。
冬の結婚式に招待されたら、寒くてワイシャツの上にニットやセーターを着たいのですが、、、
フォーマルなシーンでは、カジュアルに見えてしまう服装はNGなので厚着することができません。
寒い冬もベストは着用しても構わないので寒さ対策できます。
フォーマル感が増したりスタイルがよく見えるベストで防寒もできてしまいます。
冬の結婚式にもベストは必要になりそうですね。
結婚式で着用するベストに厳格なマナーや決まりはありませんが、いくつか気を付けたいポイントがあります。
こちらで詳しく解説します。
結婚式では、襟がないシングルベストがオーソドックスなデザインで着こなしに自信がない人にもおすすめです。
色はフォーマルなグレーがおすすめです。礼服の黒色のジャケットに明るめのグレーが差し色となり華やかな印象になります。
黒色や濃紺のベストを選ぶとお葬式のようなイメージになるので注意が必要です。どうしても黒いベストを着用したいときは、ネクタイの色や柄を変えたりポケットチーフを使ってスタイルにアレンジをしましょう。
ベストは、体系に合ったぴったりのサイズを選ぶとカッコよく見えます。
小さすぎるとベルトやシャツが見えてしまったり、大きすぎるとダボダボしてだらしなく見えてしまいます。
また最近の礼服のジャケットは、スタイリッシュなかたちになっているため中間着であるベストは体の大きさにあった寸法を選ぶ必要があります。
当店礼服レンタルの相羽では、フォーマルベストレンタルする際にあなたの体型にあったサイズを選択できるようにベスト寸法表を掲載しています。
各スーツレンタル画面の「結婚式用グレーベスト」より「サイズ」を選択してご注文できます。
サイズが合っていないだけでカッコ悪くなってしまうので、ぴったりのサイズを選びましょう。
スリムで体型が華奢(きゃしゃ)な方は、Vゾーンが浅いタイプを選ぶのがおすすめ。
ベストの部分が広くなり胸元が厚みがあるように見えるので、細身の体系をカバーできます。
がっしり体型やゆったり体型の方は、Vゾーンが深いタイプを選ぶのがおすすめ。
ベストの縦のラインが長くなりスリムに見えるので、大きな体系をカバーできます。
ぜひ参考にしてください。
バストの着こなし方で気をつけたいのが、ボタンの留め方です。
ベストに限らずフォーマルな服装では、アンボタンマナーがあるからです。
アンボタンマナーとは、ジャケットやベストの一番下のボタンは留めないこと。
2つボタン、3つボタンなどボタンの数やシングルやダブルの型や襟なしと襟ありなどどんなかたちのベストでも一番下のボタンは留めないのがマナーとなります。
また、ベストの一番下までボタンを留めると、胸元からウエスト部分までシワができてしまうこともありだらしなく見えます。
一番下のボタンは飾りとして留めないようにしましょう。
ベストを着用した後にワイシャツの襟先(えりさき)にも気をつけましょう。
ワイシャツの襟先はベストの下に入れるのが基本です。
襟先が隠れると、スタイリッシュに見せることができます。
一般的なレギュラーカラーや首回りがスッキリするワイドカラーであれば、ベストを着用するだけで襟先(えりさき)を隠すことができます。
襟が小さいナローショートの場合、ベストの下に入れることは難しいため避けた方がいいでしょう。
夏の結婚式は、暑くてムシムシするので礼服のジャケットは必要ない。ベストのみでいいのか悩む方も多くいるのではないでしょうか。
結婚式ではフォーマルな装いをすることでお祝いの気持ちを伝えることと、相手に対する思いやりの洋服という意味が込められています。
そのため、結婚式では暑くても礼服のジャケットは必ず着用するのが基本です。
ベストを着用して暑くなったらジャケットを脱ぐなど工夫しましょう。
こちらの夏の結婚式でジャケットを脱ぐときのマナーについても参考にしてください。
結婚式で男性ゲストは礼服を着用しますが、ブラックスーツに白無地のワイシャツではありきたりな格好でつまらない。。。
そんなときにスタイルにアレンジをしてワンランク上の男を演出できるのがベストです。
ベストは、フォーマルな装いで華やかな印象になるため必要です。
新郎新婦にお祝いの気持ちを伝えられるためにも、ベストを着用して身だしなみを整えることも可能です。
その他にもスタイルをよく見えたり、暑いときジャケットが脱げるなどメリットが沢山あるフォーマルベスト。
結婚式は、友人、知人との久々の再開、最高の自分を見せたい。
そんな特別な想いを持っている男性は、ベストを着用したスリーピーススタイルでお祝いしてみてはいかがでしょうか。