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公開日:2023/09/28最終更新日:2023/09/28 冬の結婚式に着ていくメンズコートにもマナーがあった!礼服に合うコートの種類と特徴は?

結婚式では、ゲストの立場や会場の格式によってふさわしい服装をする必要がありますが季節によってマナーが変わることはありません。

そのため黒い礼服に白無地のワイシャツ、フォーマルベストを着用しますが、寒い冬に礼服のみは寒いと感じるときがありますよね。

冬の結婚式では受付するまでメンズコート着用するのがおすすめですが、このコートにも服装マナーがあるんです。

こちらの記事では冬の結婚式で着ていくべきメンズコートの種類や特徴について解説します。

礼服に合うコート選びは、季節感を意識したコーディネートも大切です。ぜひ参考にしてください。

冬の結婚式に着ていくメンズコートにもマナーがあった!

冬の結婚式に春・夏・秋・冬、一年を通して着用できるオールシーズンフォーマルスーツを着用しても礼服のみでは寒いと感じる方も多いのではないでしょうか。

そのため結婚式を行うホテルや会場までの行きや帰りに礼服の上にコートを着用することはよくあります。

ただ結婚式などのフォーマルなシーンでは、身だしなみを整えることと服装マナーがあるので注意が必要です。

「結婚式の会場に着いたらクローク※にコートを預けるから何でもいいや」という考えはルールやマナーを守る事が前提なので間違いです。

ホテルや会場で、ゲストの荷物を一時的に預かってくれる場所のこと。

冬の結婚式に着ていくメンズコートの服装マナーについて確認していきましょう。

季節によって着こなしは変わらない

一番大切なことは、冬だからといって結婚式の服装マナーは変わらないことです。

結婚式などのフォーマル装いをする意味は、礼儀作法であり相手を思いやることでとても大切なことです。

そのためホテルや会場までの行きや帰りに防寒対策として羽織るコートにもマナーがあるのです。

最近は、結婚式や披露宴などのあらたまった雰囲気のないカジュアルウェディングが一般的になり自由度の高い服装で参列してもいいと思いがちですが

季節を問わずフォーマルな装いを心がけるのが大切です。

コートは、受付の前にクロークに預けよう

冬の結婚式でコートを着用していったら、受付のクロークにすぐに預けるのがマナーです。

いくら寒いからと言っても結婚式の受付を済ませた後や教会で参列しているときにコートを着ているのはふさわしくありません。

結婚式の会場に着いたら、車の中に置いておくかサブバッグに収納するのもよいです。

防寒着を持っていない場合は、受付の前に必ずクロークに預けるようにしましょう。

コートは屋外用の服なので、フォーマルシーン以外でも室内に入るときはコートを脱ぐのが一般的。

結婚式では、身だしなみやルールを抑えておかないと不快に感じる方も多くいますので注意してください。

結婚式会場の入口付近でスタッフがコートや荷物を預かりますと言った際にはすぐに渡せる準備をしておくのがスマートです。

コートの色は黒がフォーマル

結婚式の服装は濃い黒色がフォーマルとされています。

礼服を着る場合は、黒いジャケットにズボンと白無地のワイシャツになりますから黒色のコートが無難です。

友人や会社の同僚の結婚式では、グレーやネイビーといったダークスーツを着用するときは同系色の控えめな色であれば問題ないとされています。

そのためグレーやネイビー、チャコールグレーなどの色でスタイルにアレンジするのもカッコよく見えますが、、、

ただ最もフォーマル度が高いのは黒色なので、結婚式のフォーマルスーツに羽織るコートの色は黒色をおすすめします。

なお冬のお葬式では黒色のコートが必ず必要になるので、紳士服専門店などの礼服とコートのセット買いでお得なときやデパートのフォーマルウェア専門店で冬物のコートをセールした時に一着買っておくと安心です。

チェスターコートがフォーマル

結婚式に着ていくコートは黒色であればデザインは何でもいいというわけではありません。

最もフォーマルなコートは、チェスターコート※であることを覚えておきましょう。

テーラードジャケットと同じ深めの襟の形が特徴的なロング丈のコート。

もしも自宅にチェスターコートがなければ、一般的にシンプルなデザインで柄がないものなら問題ありません。フロント釦を隠せる比翼仕立てのコートがあればよりフォーマルな印象になります。

ダッフルコート、Pコートはカジュアルな印象になりがちなので注意が必要です。

コートの素材はウール、カシミアなどの天然繊維が好ましいのですが、価格が高くなってしまう恐れがあります。最近では、ポリエステルやフェイクレザー等の化学繊維も上品で高級感のある風合いが出せますので検討してみるのもよいでしょう。

チェスターコートは、礼服のシルエットがきれいに見せることができるウエストを絞ったタイプを選ぶのがおすすめです。

結婚式の礼服に合うコートの種類と特徴は?

メンズコートの種類は、最もフォーマルなチェスターコートのほかにもたくさんの種類があります。

それぞれの立場や格式によってコートの種類を選ぶことも大切です。

こちらの記事でおすすめなフォーマルなコートについて解説します。

フォーマル度の高いコートは3種類!

先ほどもお伝えしたように最もフォーマルなコートは、チェスターコートです。その他の結婚式におすすめなコートの種類を見ていきましょう。

フォーマル度の高いコート
  • チェスターコート:冠婚葬祭問わずどんなシーンでも着用できるフォーマルなコート。
  • ステンカラーコート:レインコートのかたちに似ておりバルカラーコートとも呼ばれる。ビジネスシーンでは定番のコートでフォーマルなシーンでもOK。
  • トレンチコート:第二次世界大戦中にイギリス軍が塹壕(トレンチ)での戦いで使用されたコート。ミリタリーコートの1種であるがカジュアルウェディングが一般的になりつつありOKな場合あり。

結婚式のコート選びのポイントは2点のみ!

結婚式に着ていくコートを選ぶときは、以下の2点だけ注意しておけばOK。

  • 結婚式の立場や新郎新婦との関係性
  • ホテルや会場の格式や雰囲気

これらのポイントをふまえて結婚式に着ていくコートを選びましょう。

結婚式の立場や新郎新婦との関係性

礼服(ブラックスーツ)を着る場合は、よりフォーマルな装いが求められます。

そのため黒色のチェスターコートがおすすめです。

最近の礼服はスタイリッシュなかたちになりスーツに近づいてきているので、親族や主賓だけでなく一般ゲストも着用することがあります。

どの立場や関係性においても礼服との相性がバッチリなチェスターコートは選んで失敗はありません。

ホテルや会場の格式や雰囲気

格式の高いホテルや会場の場合には、礼服に合う最もフォーマルな黒色のチェスターコートがおすすめです。

一般ゲストの場合には、グレーやネイビーといったダークスーツを着用するときもあります。

スーツの色に合わせてグレーやネイビーなど落ち着いた印象のチェスターコートでカッコいい着こなしができます。

会場によってカジュアルな服装でもよい場合は、ステンカラーコートやトレンチコートの方が雰囲気が合うことがあります。

まとめ

今回は、「冬の結婚式に着ていくメンズコートにもマナーがあった!礼服に合うコートの種類と特徴は?」について解説しました。

季節によって着こなしは変わらないため、結婚式に着ていくコートにもマナーがあります。

コートは屋外用の服になるので、室内に入るときはコートを脱ぐのがマナーです

そのため会場に着いたらすぐにコートをクロークに預けましょう。

結婚式などのフォーマル装いをする意味は、礼儀作法であり相手を思いやることでとても大切なこと。

フォーマル度の高いコートは3種類!(チェスターコート、ステンカラーコート、トレンチコート)

結婚式のコート選びのポイントは2点のみ!(結婚式の立場や新郎新婦との関係性、ホテルや会場の格式や雰囲気)

こちらの記事を参考に、それぞれの立場や会場の雰囲気にあったコートを見つけてください。