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急な葬儀で礼服が必要になったときに、礼服を買うと5万円前後かかるし小物一式まで揃えると10万円以上の出費なんてことも。
そのため冠婚葬祭の時だけ必要な礼服は、レンタルを検討する方が増えています。
ただ利用料金の安いインターネットでスーツ等をレンタルをするのは、試着できないのでかなり不安になりますよね。
そこで今回は、礼服のジャストサイズを調べる方法について詳しく解説します。
ご自身のサイズ(身長・ウエスト・体型)さえ把握することが着こなしのポイントになりますのでぜひ参考にしてください。
礼服を着用する時は、ご自身のジャストサイズを知ることが大切です。
あなたの体型よりも小さいサイズの礼服を選んでしまうと、窮屈な感じに見えてしまいます。また体型よりも大きいサイズの礼服を選んでしまうと、ブカブカでだらしなく見えてしまします。
結婚式に参列する時は、フォーマルな装いが求められますので礼服をジャストサイズを調べます。着用した時のシルエットやフィッティングポイントについても正しい着こなしのポイントを見ていきましょう。
礼服のジャケットやズボンには、各部位に名称があります。
まずは各部位のサイズスペックについて確認しましょう。
礼服のジャケット
礼服のズボン
ベスト
ジャストサイズの礼服を見つけるには、いつも着用しているスーツの品質表示タグや身長とウエストから確認することができる紳士礼服サイズ表があればいいですが、自分で計測できれば安心ですよね。
これだけ色々な個所を正しく測るのはとても大変な気がしますよね。
また礼服の採寸方法には2つあるので注意が必要です。
ヌード寸法は、身体をそのまま測り体の大きさを表したもの。
自分の身体を採寸するために一人で採寸するのは難しいです。
出来上がり寸法は、実寸ともいい衣類だけを測ってサイズを表記したものです。
ヌード寸法に比べて身体を動かすゆとり分が考慮されているので、出来上がり寸法の方が大きくなるのが一般的です。
各部位の細かなサイズスペックや採寸パターンの違いもあり、礼服のジャストサイズを知るのは難しいと感じる方も多いです。
ただ礼服だからと言ってジャケットのジャストサイズが変わることはありません。
そのためいつも仕事で着ているスーツのジャケットがあるなら、商品に付属の品質表示のタグを確認すれば自分のサイズを知ることができます。
左の内側ポケットの中の品質表示のタグに記載のサイズに、「Y〇」「A〇」「AB〇」「BB〇」「E〇」※と表記されているはずです。
※JIS規格による数値
自分の持っているスーツや礼服の中から、一番着心地の良い服のサイズをチェックして同じサイズを選べば失敗することはないでしょう。
ただ同じサイズの表記でも、メーカーや商品のデザインによってサイズ感が異なる場合があるため注意してください。
礼服などのスーツのサイズ表記は、普段着ている洋服のサイズ「S・M・L」と違って、あまり聞き慣れないためにわかりにくいですよね。
英字は、「体系区分」チェストとウエストの寸法差を表し、胸囲、胴囲、身長によって「Y〇」スリム体型・「A〇」標準体型・「AB〇」がっしり体型・「BB〇」ゆったり体型・「E〇」大きいサイズに分けられます。
〇の数字の部分は「単数表示」5cm間隔で区分した身長を意味します。
礼服は、フォーマルな装いが求められるためジャストサイズで着るのが基本なので、洋服のサイズ表記と違い体系に合わせてサイズを選べるようになっています。
いつも着用しているスーツやクローゼットの中に眠っていた礼服があるなら、左の内側ポケットの中の品質表示のタグに記載のサイズをチェックするだけでいいでしょう。
普段スーツを着用しない方は、品質表示のタグに記載のサイズはイメージしにくいですよね。
そこで、身長とウエストから確認することができる紳士礼服サイズ表を作成したので参考にしてください。
礼服のジャストサイズを調べるには「身長」と「ウエスト」さえわかればある程度分かります。
ウエストのほかにゆき丈・首回り・股下の正しい測り方についても解説します。
ウエストの測り方は、おへその位置でお腹まわりを一周して測ります。
身長とウエストからサイズが決まるので、服を着ていない状態で測る方が正確です。ウエスト周りをジャストサイズにすると窮屈に感じるため1~1.5cm程度余裕を持ったもの選ぶと安心です。
下着を着て服の上から計測するなら1.5cm以上の余裕をもった方がいいでしょう。
ゆき丈は、首後ろ側の頸椎から肩を通り手首まで測ります。このとき腕は自然なかたちでおろしましょう。
首後ろ側にメジャーを当てるため、ゆき丈を自分で計測するのは難しいです。
首回りは、喉ぼとけから首後ろの頸椎の位置まで一周を測ります。実寸から+1~1.5cm大きめのサイズを選びます。
ゆき丈と首回りでワイシャツのサイズが決まります。
股下は、ズボンの縫い合わせから裾の一番下までを測ります。
股上の違いで誤差が出ますので、しっかりとズボンのシワを伸ばしてから長さを測るようにしてください。
今回は、「礼服のジャストサイズを調べる方法」について解説しました。
各部位のサイズスペックごと正確に測れば、ジャストサイズを選ぶことができますが一つ一つウエスト・ゆき丈・首回り・股下など自分で計測するのは大変です。
とはいえ紳士服専門店やデパートのフォーマルウェア売り場の販売員(フィッター)さんのいる店舗に行けば、ジャストサイズの礼服を選ぶことができるけど礼服だけで5万円以上かかるので買うのはもったいないです。
試着できないのでインターネットでスーツ等をレンタルするのは不安。。。と思っている男性もいつも仕事で着ているスーツのジャケットがあるなら、商品に付属の品質表示のタグを確認すれば自分のサイズを知ることができるのでチェックしてみてください。
また当店礼服レンタルの相羽では、誰でもカンタンに自分のサイズを調べられるように紳士礼服サイズ表(目安)を作りました。
身長とウエストさえわかれば目安のサイズを確認できるのでぜひご利用ください。
参考記事:礼服の自分のサイズを調べる方法