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公開日:2018/04/25最終更新日:2024/03/16 礼服のクリーニングが間に合わない!そんなときに便利な福島県内のレンタル衣装屋さん

礼服のクリーニングが間に合わない!そんなときに便利な福島県内のレンタル衣装屋さん

礼服は頻繁に着用するものではないため、一回使うごとにクリーニングに出すのが一般的です。しかし、クリーニング店の数は地方によって様々。1つの地域で一店舗だけという場所もあります。

今回は、そんな礼服のクリーニングを待たなくても、レンタルで礼服を借りることが出来るお店を紹介します。礼服の種類についても触れていきますので合わせてお読みくださいね。

礼服の種類

礼服には大きく分けて3つの種類があります。ここではその種類について解説していきます。

礼服の種類【正礼服:モーニング】

礼服の定義は「礼式・儀礼用の格式の高い衣装」です。神前儀式(結婚式やお葬式)や、式典(入学式や卒業式)で着用します。一番格式が高い礼服を「正礼服」と呼びます。

男性はモーニングが正礼服にあたります。モーニングは天皇陛下や内閣総理大臣などが式典などで着用しているのを見たことがあると思います。身近なところだと、学校の卒業式で校長先生が着用している裾の長い背広がモーニングです。

慶事では新郎新婦の父親が着用することが多いですね。弔事では故人の喪主(男性の場合)が着用します。普通に購入すると、値段が張る為、モーニングを着用する場合は「レンタル」が主流です。

礼服の種類【正礼服:着物】

女性用の正礼服は本来ロングドレスですが、日本では着物も正礼服として成り立ちます。正礼服としての着物は「中振袖」、「黒留袖」、「白無垢」の3種類です。結婚式などで新婦のお色直しで大振袖に着替えることがありますが、それも「正礼服」です。

着物と礼服の関係

大振袖は袖丈が114cm前後の着物です。本振袖と呼ばれている大振袖は『未婚女性』の最も格式の高い正礼服です。色も見た目に派手なものが多く、気品に満ち溢れた、凛とした美しさが漂います。主に結婚式で着用されます。白無垢もこの大振袖の部類に含まれますが、着物の種類としては全くの別物と考えていいでしょう。

中振袖は袖丈が100cm前後の着物を指します。成人式で着用する振袖がこのタイプにあたります。色などは派手なものが多いです。ちなみに中振袖は礼服の種類としては「正礼服、準礼服(正礼服に次ぐ格式)」の両方にあたります。

最近では結婚式のお色直しの際に、成人式で着用した中振袖を着るケースも増えてきています。披露宴に招待されたときには、花嫁のお色直しでの振袖よりも派手にならないような中振袖をチョイスしましょう。

黒留袖は『既婚女性』の正礼服として一般に認知されています。結婚式で親せきの伯母さん達が着ているのはこの「黒留袖」です。着物は全般的に値段が高いため、レンタルするか、分割で支払って購入する人がほとんどです。

慶事では上の3種類の着物を着用するのが「正礼服」ですが、弔事では「黒喪服(和装)」を着用するのが常識です。ただし、「黒喪服(和装)」は喪主の家族しか着用できません。五つ紋付の黒無地着物に弔事用の帯を合わせます。弔事では洋装の正礼服はありませんので注意しましょう。

準礼服

男性はタキシード、ディレクターズスーツ、女性は小振袖、色留袖、カクテルドレスなどがあたります。
準礼服は正礼服に比べて値段が安いです。また、格式も正礼服に比べて一段低い所にあるため、披露宴や社交パーティーの招待客は、この準礼服が正しい礼服になります。

弔事の際の準礼服は三つ紋付黒無地着物(一つ紋も可)です。最近では黒のワンピースやアンサンブルも準礼服として認められるようになりました。

略礼服

結構勘違いしやすいのが、この略礼服です。男性の略礼服の基本は「ブラックスーツ(喪服)」です。一般的に認識されている「礼服」はこのタイプがほとんどでしょう。慶事、弔事に関わらず着用することができます。

ビジネスシーンで着用するような「黒いスーツ」は礼服ではありません。喪服としてのブラックスーツは何度も染め直しされた「深い黒」が特徴です。光にあたると一目瞭然で、見る人が見れば喪服ではない=一般常識を知らないという風になってしまうため注意が必要です。

弔事の際には一部例外があります。その例外は「お通夜」です。お通夜は急な訃報で取り急ぎ駆けつけるという意味の簡易的な葬儀です。この場合は、ブラックスーツではなく「ダークスーツ」での参列が認められています。

ダークスーツは「紺」や「暗いグレー」など落ち着いた色合いのスーツです。お通夜で喪主の家族以外は着用を許されています。喪主の家族や親せきはお通夜であっても「喪服」を着るのが一般的です。

女性の略礼服

女性の略礼服はインフォーマルとも呼ばれています。慶事では色無地の着物、付け下げ、ワンピース、ツーピーススーツ、パンツスーツ、ロングドレスなどになります。着物の略礼服で注意したいのがTPOです。

付け下げは訪問着と呼ばれている外出用の着物と同格とされています。紋が入ると準礼服と同格になり、訪問着としてはふさわしくない着物になります。また着物と付け下げは「一般的な列席者」という格付けになる為、自分の立場が主賓やその家族であった場合には不釣り合いということになります。

弔事では黒喪服(和装)に一つ紋が付いたものが略礼服になります。黒のワンピース、ツーピーススーツやパンツスーツもこれにあたります。

福島県内で礼服をレンタルするには?

福島県の主要都市部で礼服をレンタルできるお店を紹介していきます。

福島市内の礼服レンタルショップ

【着物レンタルセット】
福島駅から徒歩4分にある着物専門のレンタルショップです。多くの種類の着物を取り扱っています。HPで事前に着物のデザインを確認できるのもうれしいポイントですね。成人式から結婚式の白無垢まで扱っていますので、礼服レンタルに困ったら最初にチェックしてもいいショップです。

連絡先:024-544-2788:福島市八木田字榎内1-10定休日月曜(月曜が祝日の場合翌日)9:00~18:00

郡山市の礼服レンタルショップ

【はまつ貸衣装店】
成人式、ブライダル、子供用など幅広く扱っている貸衣装店です。喪服やモーニングなども扱っているため、急な弔事でも安心できるお店ですね。

連絡先:024-932-0276:郡山市本町5-10-5F定休日火曜9:30~18:00

礼服はインターネットも便利

最近ではインターネットでレンタルも出来ます。ですが、インターネットレンタルにはメリットとデメリットがあるため、注意が必要です。

インターネットレンタルのメリット

安い
ネットレンタルの一番のメリットです。貸衣装やブライダルサロンのレンタル礼服よりも圧倒的に安いです。

サイズが豊富…サイトにもよりますが、Y体やA体、キングサイズまであらゆるサイズの礼服から選ぶ事が出来ます。試着が出来ない為、細かいサイズを設定してあるレンタルサイトを選びましょう。

インターネットレンタルのデメリット

時間がかかる場合も…基本的に1日から二日程度で到着しますが、場所によってはそれ以上かかることも。急な喪中などの場合には間に合わない場合もあります。

サイズ変更がきかない…オーダーして試着したら入らないという場合、返品や交換が出来ません。時間的にも間に合いませんし、ほとんどのサイトではサイズはワンサイズ上のものをオススメしてきます。その理由が入らなくて使わなかったというトラブル防止のためです。

まとめ

礼服の種類と福島県内のレンタルショップについて解説してきました。実際にそれほど店舗数が多くないのが現状です。礼服レンタルショップを駆けずりまわるよりも、自宅でインターネットからボタン一つで注文すれば、ストレスもありませんし、なにより便利です。一度試しにインターネットでレンタルしてみてはいかがでしょうか?