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公開日:2017/06/24最終更新日:2017/06/24 もう困らない!お香典の金額の相場

まずお香典の意味ですが、故人への供養と残された遺族を経済的に助ける意味があります。そして、やはり悩むのが、お香典の金額です。

香典の金額は故人と近い関係であればあるほど多く包みます。また、年齢とともに自分の立場も上がるので、年代が上の人ほど多く包むのが通例です。また、故人が家長であるなど、一家の経済を支えている人だったときは、多目に包むこともあります。

香典の相場

祖父母 父母 兄弟姉妹 それ以外の親族 職場関係 取引先 友人、近所
20代 1万円 5万円 3万円 1万円 5千~1万円 3~5千円 3~5千円
30代 1万円 5万円 3万円 1万円 5千~1万円 5千円 3~5千円
40代 1万円 10万円 5万円 1万円 5千~1万円 5千円 3~5千円
50代 10万円 5万円 2~3万円 5千~1万円 1万円 3~5千円
60代 10万円 5万円 2~3万円 3万円 1万円 3~5千円

 

葬儀に参列できない時の香典は?

自身が葬儀に参列できずお香典を渡せない場合には、代理の人に持って行ってもらうか、郵送すといった方法があります。

郵送の際には、お詫びとお悔やみの言葉を添えて現金書留で送ります。

 

香典袋、お葬式は薄墨、四十九日は濃墨

紹介してきたお香典ですが、通夜、お葬式では薄墨で書き、四十九日以降の法要の時は濃墨で書きます。知っていましたか?

これにはしっかりとした理由があります。あまり知られていないことだと思いますので、解説していきたいと思います。

お葬式で薄墨にする理由

1、涙で墨が薄くなってしまった。

2、墨をする間も惜しんで急いでかけつけた。

3、悲しみのあまり、墨をする気になれない。

このようなことから、薄墨で書くことが一般的となりました。

では、四十九日以降はなぜ濃墨なのでしょうか?

ズバリ、「あらかじめ日程が決まっているからです。」お葬式の薄墨の理由の背景には「本来ならば濃墨で書く」ということが隠れています。

四十九日以降の法要であれば日程が決まっているので、故人を思い出しながら丁寧に書くことができるので、薄墨の必要はありません。

お葬式は「御霊前」、四十九日以降は「御仏前(御佛前)」の香典袋

仏教の世界では、人は亡くなって霊になってから7週(49日)をかけ、生前の功徳にたいする裁きが決められ、仏になります。ですのでお葬式には「御霊前」、四十九日以降は「御仏前(御佛前)」の香典袋を使用します。

最後に

今回のポイント

1、香典の金額

2、お葬式は薄墨、四十九日以降は濃墨

3、お葬式は御霊前、四十九日以降は御仏前(御仏前)

お葬式は突然ですので、時間のないことが多いです。あらかじめ基本を押さえておき、慌てることのないようにしましょう。

 

これでもう安心!法要・法事の香典金額