2024年の記事
11月1 10月2 9月2 8月2 7月2 6月2 5月2 4月7 3月10 2月10 1月102023年の記事
12月10 11月10 10月10 9月10 8月10 7月11 6月11 5月11 4月11 3月12 2月102022年の記事
12月1 11月1 10月4 9月6 8月102021年の記事
1月12020年の記事
10月1 9月3 6月1 5月6 4月11 3月12019年の記事
12月1 7月3 6月2 3月1 2月22018年の記事
11月2 10月2 8月1 7月3 6月4 5月4 4月6 3月6 2月5 1月12017年の記事
12月3 8月6 7月21 6月29目次
礼服。結婚式やお葬式で使う式典用の衣服ですが、皆さんは何着持っていますか?基本は、夏用、冬用で一着ずつという方も多いのではないでしょうか?
着用する頻度があまりなかった場合、体形が加齢とともに変化して、本来着ることが出来たはずの礼服が着られないということもあります。礼服は元々の価格が高額なため、おいそれと購入できないのが本音でしょう。ここで皆さんに提案したいのが、「貸衣装」のレンタル礼服サービスです。
今回は、香川県内で礼服をレンタルできる業者をいくつか紹介していきます。また、香川県独自の葬儀のしきたりについても説明していきますので合わせてお読みください。
香川県をはじめとした四国地方の葬儀では、独自の作法やしきたり、風習があります。ここでは、香川県を中心にした地方でのしきたりについて説明していきます。
亡くなった方へ行う儀式の一つに「末期の水」があります。関東圏では、綿に水を含ませ、亡くなった方の口の表面を湿らせるのが作法です。基本的に家族(臨終に立ち会った人全員の場合も)が行います。
香川県の末期の水は、綿を使用するのではなく、樒(しきみ)の枝葉を水に浸して行います。また、故人の枕元に樒を飾ることも香川県独自の風習と言えるでしょう。樒は独特な香りをもつ植物ですが、仏事においては、悪霊から故人を守る為の魔除けの役割を持っています。
地域によっては、お墓にお供えする仏花の中に樒を一本だけ混ぜることもあります。
通常、お通夜の時には、故人の遺体は棺の中に収められていますが、香川県では、納棺を葬儀の直前に行う地域もあります。お通夜は故人の遺体を布団に寝かせて安置した状態で行ないます。県外からくる弔問客はこの状態に驚かれることもあるそうです。
納棺の際に、たすきを逆にかける風習がある地域もあります。他にも出棺の際に、故人が愛用していた茶碗を割り、この世との未練を断ち切る意味を持った儀式を行うところもあります。
香川県を含む四国全域でみられるのが、この「講」組織です。故人の近隣10件程が「講」という組織単位になり、通夜や葬儀で受付や通夜振る舞いといった作業を手伝います。地域によってはこの「講」が何よりも優先されるとされ、仕事を休んででも参加しなくてはならないという決まりがある地域もあります。
香川県の特徴として、「講」組織の女性が、お通夜や葬儀以外で念仏を上げる儀式もあり、この時の女性たちは「念仏講」と呼ばれています。
香川県では、香典の表書きも特徴的です。本来であれば、「御霊前」と書くことが多いですが、香川県ではお通夜時には「御悔」、葬儀では「御香典」と書くのが一般的です。
香川県では、火葬場へ移動する際に、故人の近親者の女性は、髪に白い三角の紙を挟むという風習が行われています。香川県全域で行われており、「子孫を残す女性を、死の穢れから守る」という意味合いがあります。
故人の火葬が終わり、火葬場から自宅に戻ってきた際には、家に入る前に、塩と水で体を清めます。香川県の諸島部では、青竹で作られた小さな竹馬をまたぐという習わしがあり、その儀式中には、米粒を噛みながら塩を体にかけるという方法でお清めを行ないます。
ここからは香川県内のレンタル喪服のお店を紹介していきます。
【マリアージュコトブキ】
綾歌郡宇多津町と観音寺市坂本町にある貸衣装の専門店です。礼服や喪服の他にも、成人式の振袖や結婚式ドレス、七五三衣装など手広く運営しています。男性用の紋付き袴などもある為、喪主用の衣装もレンタルすることができます。
連絡先:
□宇多津店
【住所】香川県綾歌郡宇多津町浜二番丁19-16
【TEL】0877-41-0888
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】毎週水曜日
【URL】http://www.hanayomeishou.co.jp/
□観音寺店
【住所】香川県観音寺市坂本町4丁目1番35号
【TEL】0875-25-2780
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】毎週水曜日
【URL】http://www.hanayomeishou.co.jp/
【ブライダルスクエアきゃすけーど・わん】
高松市にある貸衣装専門店です。礼服や喪服の取り扱いはもちろん、結婚式の二次会用のカクテルドレスなども取り扱っています。他にも子供用の結婚式用ドレスや、七五三、卒業式の衣装などもあり、高松市内では有名な貸衣装店の一つです。
連絡先:
【住所】香川県高松市多肥上町1301-1
【TEL】087-815-1810
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】毎週木曜日
【URL】http://cas-1.net/attendance.php
【大はし貸衣装店】
高松市にある貸衣装専門店です。着物の着付けサービスも行なっており、喪服の取り扱いも和装を中心に豊富な在庫を持っています。値段を一覧表にして掲示してあるので、使いやすい貸衣装店です。結婚式用の衣装から、成人式の振袖、卒業式の袴など、多くのジャンルの貸衣装を取り扱っています。
連絡先:
【住所】香川県高松市中新町1-9 大はしビル3・4F
【TEL】0120-47-0084
【営業時間】10:00~18:00※事前予約必須
【定休日】毎週水木曜日
【URL】http://www.oohasi.com/pricelist.htm
貸衣装店のメリットは、「早く手に入る」ということですが、デメリットも多いです。特に値段や、サイズなどが少し割高になってしまうこともあります。そこでおすすめしたいのが、インターネットを利用したレンタル礼服サービスです。
値段も安く、スマホやパソコンから申し込むだけで済むだけでなく、返却時のクリーニング費用なども発生しないところも多いです。返却時の返送料も無料(もしくはレンタル料に込み)の場合がほとんどですので、手軽にレンタルできるのも魅力です。
しかし、インターネットのレンタルには、気を付けておかないといけないことがいくつかあります。ここでは、インターネットレンタルで気を付けておくべき事について解説していきます。
インターネットレンタルで気を付けなければならないのは、「配送時間」と「サイズ」です。
申し込みまではネットで行うことが出来ますが、配送に関しては、民間の配送業者に委託しているサービスがほとんどのため、天候などの状況によっては、配送時間が長くなってしまうこともあります。台風などで飛行機が飛ばなかったりすると、陸路での輸送が多くなる為、必然的に時間がかかってしまいます。不測の事態に対応するためにも、レンタルを申し込む際には、遅くとも3日前、4日前には受付を済ませるようにしましょう。
サイズに関しての気を付けることは、「自分の体形を過信しない」ということです。インターネットレンタルには、細かいサイズ指定が可能なサイトが多いです。Y体やA体の他に、キングサイズなどの、民間の貸衣装店では取り扱っていないようなサイズもあります。
自分のサイズ通りのものをオーダーして、もし万が一そのサイズが入らなかった場合、インターネットレンタルでは返却や交換ができません。ほぼ全てのサービスが同様の手法を取っています。無理をすれば着られると思って、もし破損した場合には弁償ということにもなりかねません。自分のサイズよりもワンサイズ大きな物をオーダーするようにしましょう。
香川県内で礼服をレンタルできる貸衣装屋さんを紹介してきました。香川県の貸衣装店は、高松市に集中していることが多く、それ以外の地域では閉店している、もしくは着物のみというお店がほとんどでした。確実にレンタルをしたいのであれば、先ほど紹介したインターネットレンタルはとても便利なサービスと言えます。
是非、礼服レンタルの際には、レンタル先の検討材料に「インターネットレンタル」も入れてくださいね。
高松市/丸亀市/坂出市/善通寺市/観音寺市/さぬき市/かがわ市/三豊市/