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今回は、礼服・喪服をレンタルする時に、みなさんが、必ずチェックするサイズに関するお話をします。
レンタルしている礼服・喪服のサイズは、JIS規格、Y体、A体などで表示されています。身長、胸囲、ウエストに基準(三元表示)があり、それを元に作られています。例えば、A5サイズは、身長170センチ、胸囲92センチ、ウエスト80センチを元に作られます。ご自身の、身長、ウエストが分かり、三元表示と照らし合わせれば、大きく外れることはないです。
しかし、今回お話ししたいのは、もっと細かいこと!サイズ選びの応用編です!
お客様から、こんな質問をされることがあります。
1、 胸囲が大きいから、ジャケットが入らないかもしれない
2、 お腹が出ていて、ジャケットのボタンが閉まるか分からない
3、 ウエストが入っても、お尻が大きいから心配
4、 パンツの長さが心配
5、 ウエストってどこを測るの?
1~5までの質問ですが、ご自身の実寸、喪服・礼服の実寸が分かれば、解決できるのです。
胸囲はご自身の実寸よりも、喪服・礼服の実寸が、10センチ以上であれば入ります。+13センチ程度で細すぎず、ゆるすぎず、というところです。
ウエストに関することなので、2と5を同時に解説します。まず、ウエストはおへそのすぐ下を測ってください。そこが穿く位置になります。「そんな上で穿かない」という方がいらっしゃいますが、喪服・礼服なのでデニムのように下に下げて穿かないでください。そして、ここをしっかり測るのがポイントです。何故かというと、もちろん、パンツが入るかどうかということもありますが、2の質問の、ジャケットのボタンが閉まるか、が分かります。男性は、中年太りで、お腹だけ出てくるなんてことがあります。お腹が出ている場合、最も出ているのは、おへその辺りです。ジャケットは、その部分の実寸+15センチ程度あれば丁度と言われています。
こんなことがありました。いつもデニムは32インチ(81センチ程度)を穿いていて、身長は170センチ。これだけだと、A5になりますが、おへそ回りを聞いてみると、100センチということでした。そして、胸回りは、110センチ。まず、A5は入りません。結局、E4でご注文いただきました。このようにおへそ回りが重要になってきます。
お尻回りですが、ご自身の実寸よりも、喪服・礼服の実寸が+10センチ程度あれば問題ありません。
パンツの長さですが、一番正確なのは、総丈を測る事です。「股下+股上」です。股下が75センチ、股上が27センチのパンツと股下が73センチ、股上が29センチのパンツは、股下だけ見ると73センチの方が短く感じますが、穿く位置が同じなら、裾の到達地点は同じです。
この様に細かいことが分かってくると、よりピッタリの喪服・礼服が選べるようになります。当店の細かいサイズ表は、よくある質問の、一番下の質問の部分にありますので、ご確認下さい。また、文章では分かりにくい部分があったと思いますので、気軽にお電話下さい。