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喪服にもある程度流行りがあることご存じでしょうか?10年前と今とではかたちや生地・素材も全く別物なんです。
いま流行りの喪服を着用しても、ポイントを外してしまうと、仮に新しい物でも古臭く感じてしまいます。
喪服はどれを着ても同じではありません。
フォーマルな装いの中で、喪服をおしゃれに着こなすこと。季節感を取り入れてスーツのようにスタイリッシュなコーディネイトをしてみませんか?
こちらの記事では、いま流行りの喪服のスタイルとスマートに着こなす方法についてご紹介します。
葬儀に参列するときは、喪服を着用するのが常識でありマナーですが同じ喪服でもカッコよくおしゃれに着こなしたいものです。
喪服をおしゃれに着こなすには、
4つの抑えるべきポイントがあります。こちらでコーディネイトの例を1つずつ詳しく解説します。
喪服を着用する意味の一つに故人の「死を偲んで身を慎む」ことがあるため葬儀の服装マナーについても紹介します。
クローゼットの中に眠っていた喪服を着用するなら型が古臭くないかチェックしてみてください。
冒頭でも伝えた通り、肩パッドの入ったダブルのジャケットではないでしょうか?
クラシック回帰の傾向でダブルジャケットが再注目されていますが、一歩間違えるとダサい印象になってしまうので注意が必要です。
ダブルのジャケットは、80年代のバブルの時代の頃に肩パッドが入ったかたちをイメージが強くセカンドバックを持つとオヤジ。。。に見えてしまいます。
60代以上の男性には、ダブルのジャケットが人気がありますが、当時流行っていた肩幅が変るほどのパッドが入っているものは好まれません。
ちなみに年配の男性の中には、いまでもダブルブレストは目上が着るものというイメージを持たれている方が多くいます。若い方がダブルのジャケットを着用するときは、立場や年齢をわきまえる必要があり注意が必要です。
最近は、昔と違ってウエスト部分がタイトになっているので、ゆとりのあるシルエットで体型をカバーできるメリットが感じなくなりました。
ダブルのジャケットの重厚感や貫禄のある雰囲気からスマートなかたちに変化しつつあります。
それでもデザインそのものはクセが強いため、着こなすにはポイントがあります。
喪服でダブルのジャケットを選ぶなら、「肩パッドが使われていないこと」「ウエスト部分がスリムになっている」「着丈が短めであること」などかたちにこだわるとよいのではないでしょうか。
ボタンは全て留めるのがフォーマルな印象になります。
喪服のジャケットの種類にこだわるならダブルもおすすめですが、一歩間違えるとオヤジっぽく見えてしまうので注意が必要です。
実際に紳士服専門店やデパートのフォーマルウェア売り場に喪服の調査したところ、ダブルのジャケット見つけるのは難しい印象でした。
参考記事:スーツのAOKIで礼服調査!
最近ではシングルが主流でありダブルは姿を消しつつあります。喪服もスーツのようにスタイリッシュなかたちが増えています。
形はビジネスで着る黒のスーツと同じ定番のデザインなので、着こなし方も難しくないでしょう。
ボタンが1つだけの場合には留めますが、複数のボタンがついている場合は一番下のボタンを外すのがフォーマルです。
ジャケットの裾の長さは、短すぎるとカジュアルな印象になるため注意が必要です。
またコート丈のように長すぎると、だらしのない印象に見えます。
ジャケットの裾の長さは、お尻が隠れる長さを意識するとおしゃれに見えます。
喪服もスーツの形に近づいてきているので、着心地の良い服のサイズを調べるにはいつもスーツを着ているポケットの中のタグを確認するだけでOK。
身長とウエストからサイズを確認することもできますよ。
参考記事:礼服のジャストサイズを調べる方法
喪服のコーディネイトとしてベストを着用したスリーピーススタイルの方がよいのかという疑問もあります。
夏の暑い時期にジャケットを脱いでワイシャツのみになるのは、下着姿と同じとみなされるため失礼に当たるのでベストを着用したほうがいいのでしょうか?
ベストありのスリーピーススタイルのほうが、ベスト無しのツーピーススタイルよりもフォーマルな印象に見えると言われていますがどうなのでしょうか?
お通夜やお葬式などの葬儀では、グレー、シルバーのベストを着用すると華やかな印象になるため注意が必要です。
その見た目によりフォーマルに見えるベストありのスリーピーススタイルをするなら、喪服のジャケット・ズボン・ベルト・革靴の色に合わせて黒色のベストを合わせるのが無難です。
喪服のスリーピーススーツは、ジャケット、ベスト、スラックスが全て同素材、同色、同柄で3点揃っているスタイルを意識することがポイント。 日本では「三つ揃え」という言葉があるように色まで黒で統一するのがいいでしょう。
喪服のズボンに限ったことではありませんが、ズボンの裾の長さによってもおしゃれに着こなすポイントがあります。
よく見かけるパンツの長さは、「ノークッション」「ワンクッション」「ツークッション」の3パターン。
ズボンの裾の長さが合っていれば、ノークッションが一番おしゃれに見えるのですが、、、
靴に全く触れない長さなので、座った時は肌の露出してしまう可能性があるので葬儀の服装としては控えた方がよいでしょう。
ツークッションは、ズボンのラインが見えなくなり足元がダボつきだらしのない印象になってしまいます。足も短く見えるのでおすすめしません。
ワンクッションは、ズボンのシルエットがきれいに見えます。また座った時に素足が見える可能性が低いことからも葬儀の服装としてワンクッションが一番いいと思います。
ズボンの裾の長さのワンクッションは、革靴を履いて鏡に姿を見たときにパンツの裾が少し靴にかかり1回折れ曲がる長さです。
参考記事:メンズ礼服のパンツの長さの疑問。オシャレに見える長さとは!?
股下の計り方は、縫い合わせから裾の一番下までを測って調べることができます。
今回は、「喪服をおしゃれに着こなす4つの方法」について解説しました。
4つの着こなし方は、以下です。
喪服もある程度流行があり肩パッドの入ったダブルのジャケットは、姿を消しつつあります。
いまはスーツのようにスタイリッシュなコーディネイトできるシングルが人気となっています。
葬儀の服装でおしゃれに着こなすのは、身なりを整えてスマートな印象になるためとても大事なこと。スタイリッシュなコーディネイトを意識してみてはいかがでしょうか。