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新郎新婦にとって大切な結婚式・披露宴パーティーですが、途中でトイレに行きたくなったり所用で一時退出したい時もありますよね。
結婚式では静粛なシーンが続きますし、披露宴パーティーは新郎新婦の数々の演出とお酒と料理でおもてなしの時間が続きます。またお世話になった方のスピーチや友人の余興などもあります。このような状況を考えると、新郎新婦に失礼のないように席を立ちたいですね。
こちらの記事では、結婚式・披露宴パーティーで退出する際のタイミングやマナーについて紹介します。
結婚式は、神様や参列者の前で二人が夫婦となることを誓う意味があります。結婚式では、挙式のスタイルが変わっても30分程度で終わることと、静粛なシーンが続くことから休憩時間はありません。
披露宴パーティーでは、結婚したことを親族や友人などに伝えるパーティーです。披露宴パーティーでは、歓談の時間が休憩時間になります。
歓談の時間の中では、少し息を抜ける席を立ちやすいタイミングがいくつかあります。
結婚式に参列する前に、新郎新婦や親族に失礼な行動とらないように披露宴パーティーの休憩時間について確認しておきましょう。
披露宴パーティーの始まりは、新郎新婦が入場して高砂やメイン席に座ります。司会による新郎新婦の紹介が終わると乾杯のあいさつがあります。
この一連の流れの中では、静粛な時間が続くので席を立つのは難しいかもしれません。
席を立ちやすいタイミングが分からないときは、事前に結婚式会場のスタッフに相談しておくと安心です。
披露宴パーティーで席を立ちやすいタイミングは、歓談の時間です。
歓談の時間は、主賓(新婦の甥・姪が行うこともある)による乾杯のあいさつ後の時間です。
披露宴会場の照明が落とされて暗くなるので、ゲストの席の移動やトイレで動いても目立ちにくいのでおすすめです。
結婚式の中で新郎新婦のお色直しが何度かあります。
新郎新婦が退席すると、乾杯のあいさつが終わった後と同様に10~30分ほど歓談の時間になります。
一般的に一回目のお色直しは、新婦だけが退場しその後に新郎が退場する流れです。そのため新郎新婦ともに退場した後に席を立つようにしましょう。新郎のみの場合にゲストとの歓談の時間を大切にしたいという方もいるからです。
新郎と親族でゲストにあいさつ周りした時に、テーブルにいないのは失礼になるので注意が必要です。
新郎新婦が入場や退場する扉はから披露宴会場の外に出ると、お色直しが終わった新郎新婦や写真撮影をしている親族に会う恐れもあるので避けましょう。
結婚式の友人の余興が行われている時も席を立ちやすいタイミングです。
歌やスピーチの余興は、照明やスポットライトがメイン席に当てられるので後ろの扉から席を立ちやすいです。
会場全体を使ったゲスト参加型の余興は、周囲が明るいため席を立つと目立ちやすいので注意してください。ゲスト参加型の余興では、急に指名されることもあるので席に座っていたほうが安心です。乾杯のあいさつや新郎新婦のお色直しの後などの歓談の時間を利用してトイレなど済ませておきましょう。
結婚式の中でも静粛なシーンで席を立ちにくいタイミングがあります。
新郎新婦や両家の両親にとって大切な時間に、席を立つと雰囲気を壊してしまうので注意してください。
主賓のスピーチは、ゲストの代表として新郎新婦にお祝いのメッセージを送る大切な時間です。
ゲストの中で、最もお世話になっている人、例えば職場の部長や課長クラスの上司がスピーチします。
主賓は、スピーチを始める前に新郎新婦に着席を促します。そのような静粛なシーンでゲストが席を立つのは失礼になります。主賓のスピーチは、披露宴が始まってすぐに行われますし、5~6分くらいが目安なので終わるまで静かに待ちましょう。
乾杯前の主賓のスピーチで約10分間もしゃべり続けたハタスビルダー社長の名スピーチのように、会場が爆笑に包まれて和やかな雰囲気になっているならスタッフに声をかけて席を立ってもよいのかもしれません。
会場内の雰囲気を確認してから、目立たないように静かに席を立つようにしましょう。
結婚式の終わる頃には、花嫁による両親への手紙を読むシーンがあります。
ゲストの視線は、新郎新婦や両家の両親が立っているメイン席や高砂に集中しています。そのため会場を出る扉さえ気をつければ問題ないように感じますが、結婚式の中で一番盛り上がりクライマックスシーンでもあるので席に座り静かに聞くようにしましょう。
結婚式のクライマックスシーンとして花束の贈呈のシーンもあります。
花嫁による両親への手紙を読んでいる時と同様に、席を立つとホスト側から見ると不快な行動に感じるので注意が必要です。
結婚式で一番盛り上がるシーンの前に、歓談の時間を利用してトイレを済ませておくようにしましょう。
一般的に結婚式では、コース料理になるため一品ずつ料理が運ばれてきます。
そのため、一品食べ終えてからテーブルから席を立つようにしましょう。
席を立つときのテーブルマナーにも気をつけましょう。
お皿の上にフォークは下向きに、ナイフは内向きに八の字なるように置きます。席に戻ったときに食べかけの料理が下げられてしまうことがなくなります。
体調がすぐれず料理を食べきる前にトイレに行きたくなった時には、お皿の上にフォークとナイフの向きを揃えて置きます。料理を下げてもらえます。
トイレやたばこの休憩などで、再入室する際のタイミングにも配慮が必要です。
一旦、披露宴会場の外に出てしまうと中の様子を確認することが難しいです。そのため再入室するタイミングについて会場のスタッフに確認しましょう。
乾杯のあいさつが終わった後や新郎新婦がお色直しで退席した後などの歓談の時間、または友人の余興が行われている時などに目立たないよう静かに入室しましょう。
今回は、「結婚式の休憩時間、席を立ちやすいタイミング」について解説しました。
結婚式の挙式は、神様や参列者の前で二人が夫婦となることを誓う意味があり、静粛なシーンが続くことから休憩時間はありません。30分ほどで終わるので挙式の際中に席を立つのは控えましょう。
披露宴パーティーでは、結婚したことを親族や友人などに伝える意味がありますが、乾杯のあいさつが終わった後や新郎新婦がお色直しで退席した後などの歓談の時間が休憩時間になります。
歓談の時間であれば、トイレや少し休憩したい時に席を立ちやすいタイミングがあります。
披露宴パーティーの乾杯のあいさつが終わる静粛な時間と、花嫁による両親への手紙を読んでいる時や花束贈呈などクライマックスのシーンは静かに席に座るように配慮しましょう。
ぜひ参考にしてください。