急な葬儀で、喪服に困った経験はありませんか。いつ必要になるのか分からない。それでいて、誰でもかならず必要になるときが来るのが喪服です。
社会人なら、一着は持っているのが当たり前。そう思われる方もいるかもしれませんが、実際に着る機会といえば、年に一度あるかないか。
そのために、わざわざ高いお金を出して購入するのも悩みますよね。
実際の体験談として、大学生のころに親類に急な不幸がありました。
葬儀に参列したこと自体は、それが初めてではありません。ですが、高校生までは学生服で済ませていたので、喪服が必要だという感覚がすっぽり抜けていたのです。
さすがに大学生になってまで、制服を着て行くわけにもいきません。だからといって、お世話になった親戚なので、欠席するわけにもいきません。
当時は独り暮らし。どうすればよいのか、ほとほと困り果ててしまいました。
結局は、親が喪服レンタルで用意してくれたおかげで助かったのですが、こんなサービスもあるのかと当時は感心したものでした。
以前から、貸衣装店やフォトスタジオなどで行われてきたサービスですが、現在ではインターネット注文でさらに手軽に利用できるようになっています。喪服以外にもバッグやアクセサリー、数珠など、葬儀に必要な一式がすべてそろえられるのはとても便利ですよね。
そもそも、喪服の購入にはどれくらい費用がかかるものなのでしょうか。
ものによって価格差はありますが、安いものなら数万円程度。ほかにも一式をそろえるとなると、確実に5万円くらいはかかるでしょう。もちろん、良いものを選べばさらに10万を超すこともあります。
次に、三重県での喪服レンタルの相場を見てみましょう。
正式喪服の場合、男性用モーニングが1万円~1万5,000円程度。女性用着物の場合は、それにプラスして4,000~5,000円程度の着付け料がかかります。
略式喪服では、男性用ブラックフォーマルが8,000円程度。女性用ブラックフォーマルが5,0000~1万円程度。ハンドバッグやアクセサリーなどの小物は、1,500~2,000円程度でレンタルできます。
喪服レンタルならば、安くて1万円以下、高くても2万円を超えることはなさそうです。
これくらいの価格差なら、何度も使用することを考えると、購入したほうが安くつくのでは?と考えた方もいるかもしれませんね。
ですが、自分で購入した喪服には、クリーニング代がかかることを忘れてはいけません。喪服のクリーニング代となるとかなり高額で、結果的にレンタル代とほとんど変わらない金額になってしまうのです。
一方、喪服レンタルの場合は、店によってはクリーニング代も要求されません。
この点を見ても、やはり喪服レンタルのほうが圧倒的にコスト面では有利といえるでしょう。
また、価格以外に忘れがちなのが保管です。
喪服となると、だいたい上下揃って、生地が厚いものばかり。かさばってしまい、どうしても収納スペースを大きく取ってしまうのです。
女性の場合、さらに小物などの収納も考えなければいけません。
日常的にはほとんど使用することがないのに、それだけ場所を取ってしまうのはデメリットですよね。虫食いや防虫剤の臭いなど、気をつけないといけないことはいっぱいあります。
喪服レンタルであれば、こうした心配はいっさいありません。必要なときにだけ使って、あとは返せばいいのだから、とても気軽に利用できます。
喪服を保管しておくさいに、もうひとつ問題となることがあります。
それは、以前は着られたはずの喪服が着られなくなってしまった、というケースです。
喪服はタイミング次第では、何年も使用しないことがあります。すると、ひさしぶりに引っ張り出した喪服が思いのほかヘタっていたり、色あせをしていたということがあります。
また、体型が変わってしまった、年齢にふさわしくなくなってきた、といった自分の変化が問題になることも。
特に男性の場合、出席者としての立場や相手の地位などによって、いろいろ考えなければいけないルールが多くあります。また、女性としてはあまり流行遅れのデザインだと、着て行きづらいですよね。
喪服レンタルなら、もちろんつねに新しい喪服が利用できます。ほかにも、夏と冬で気候に合わせたものや、妊婦用のマタニティーサイズ、授乳用サイズといったものまで幅広く用意されています。
こういった点に頭を悩ませなくてよいのは、本当に助かりますね。
喪服レンタルのもうひとつの便利な点は、全国どこでも注文ひとつで送り届けてくれる、ということです。
わざわざ探し回るまでもなく、インターネットで「三重 喪服レンタル」と検索すれば、すぐに見つかるでしょう。三重県には大手貸衣装グループが展開しているので、なおさら簡単だと思います。
もちろん、葬儀の行われる先に直接送ってもらうことも可能です。急いで遠方に駆けつけなければいけなくなったとき、最低限の荷物だけで出発できるのは助かります。
日本国内であれば、だいたい1日から2日あれば十分に届きます。多くのレンタル店では、16時までの注文なら即日で送り届けてくれるというサービスも行っています。
葬儀が終わったあとも、同封された着払い伝票で返送すればよいので、とても便利です。
これなら、実家が遠く離れている人でも安心して利用できますね。
もちろん、喪服レンタルにもデメリットがないわけではありません。
たとえば、インターネット注文の場合は試着できません。そのため、届いた喪服が着られなかったとしても、サイズを変えることができないのです。
その点が気になる人は、先に試着用を送ってくれるサービスもあるので、それを利用することをおすすめします。予定の日まで余裕があれば、じっくり決めておきたいですよね。
また、インターネット注文では、その日のうちの貸出に対応できないこともあります。この場合は、最寄りの貸衣装店などを探してみるとよいでしょう。休日でもすぐ対応してくれるところが多いので、だいたい借りることができるでしょう。
また、そもそもお通夜に喪服を着ていくのは、本来失礼にあたります。葬儀の行われるのは翌日がほとんなので、このようなケース自体があまりありえません。
ただし、三重県は伊勢神宮の影響が強く、神事と仏教の入り混じった葬儀が行われるところもあります。その影響で、通夜の翌朝に火葬を行う「前火葬」や、通夜の前に火葬を行ってしまうケースもあります。
そういったさいの対応などについては、早めにご遺族に連絡を取って確認しておくほうがよいでしょう。
人によっては、喪服を購入したほうがコストパフォーマンスが良くなることもあります。
たとえば、会社関係で人付き合いが多い人ならば、一年の間に何度も葬儀に出席する機会も出てくるでしょう。年齢が高い人も、昔にくらべて知人の葬儀などに出席することが増えるでしょう。
こういった人たちは、一着くらい喪服を持っておいたほうがむしろ使い勝手が良いです。
また、喪服レンタルにはさまざまな料金設定があります。
たとえば、送料やクリーニング代が必要だったり、キャンセル料や延長料、破損の弁償を支払わなければいけないところも。
一方で、送料やクリーニング代は無料。500円程度で、汚れや破損の保証がつくところもあります。
何が自分にとってもっともよい方法なのか。その点をよくしっかり見きわめて、喪服レンタルのサービスを賢く利用してください。
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