喪服をレンタルする時に、必ず必要なのがサイズ選びです。自分はYA5?A5?それともBB7?サイズは身長×胸囲×ウエスト
で決められています。特に重要なのが、身長とウエストです。
しかし、どうでしょうか?身長は分かるけど、ウエスト分からないという方多くないですか?ご自宅にメジャーがあれば問題ないのですが、メジャーがない場合はどうすればいいのでしょうか?こうなるとサイズが決まらず、喪服レンタルもできません。
「心配いりません!いつも穿いているパンツを見れば、何とかなります!!」
S,M,L,LLのサイズ表記
自分のウエストが分からない場合でも、自分がいつもS,M,L,LL、どのサイズのパンツを穿いているか、分かる方は多いのではないでしょうか?
パンツの内側にタグが付いています。そこにS,M,L,LLのサイズ表記がある場合があります。これだけでは、結局分かりませんが、実は、メンズのアパレルの場合S=72~74cm、M=76~78cm、L=80~82cm、LL=84~86cm程度に設定されています。私はアパレル業界に15年ほどいます。そのなかで、10以上のブランドを監督してきましたが、全てのブランドで、このようなサイズですので、ほぼ間違いないでしょう。
ジーパンしか持ってない、インチでのサイズ表記
いつもジーパンしか穿かないという方、旦那さんの分の喪服をレンタルしようとしたら、旦那さんが29,30などのインチしか言ってくれない方、心配いりません。ジーパンは基本的にウエストの大きさをインチで表記します。インチはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの6ヶ国が1958年に協定を締結し、使い始めた表記らしいです。きっと、ジーンズの起源はアメリカなので、インチで表記するんですね。では、どうやってウエストが分かるかというと、1インチ=2.54cmなのです。ですから、例えば30インチなら30×2.54cmとなり、76.2cmになります。
インチ | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 |
cm | 71.1 | 73.6 | 76.2 | 78.74 | 81.28 | 83.82 | 86.36 |
これなら、分かりやすいですね。ひとつ、注意点として、ジーパンは穿いていると、かなりウエスト回りが大きくなります。ものにもよりますが、ワンサイズ程度大きくなっていると思います。購入後しばらく穿いているものだと、29インチでも30~31インチ程度に大きくなっていますので、お気を付けください。
44,46,48,50のサイズ表記
ファッションブランドで稀にあるのが、4446,48,50のサイズ表記です。あまり馴染みがない表記ですね。これは、イタリアで使われる表記で、日本のブランドでも使用していることがあります。44=S、46=M、48=L、50=LLになります。先程ご紹介した、S,M,L,LLのサイズ表記と照らし合わせると、44=72~74cm、46=76~78cm、48=80~82cm、50=84~86cmとなります。
首回りとウエストの関係
これは、喪服レンタルのサイズ選びとは関係ありませんが、番外編ということで。実は、ウエストの半分が首回りと同じなんです。いつも穿いているパンツのボタンを締め、首に巻いてみてください。ちょうどピッタリ一周になると思います。首がとても細い方やお腹がすごくでている方は、この法則から外れますが…。
私は、ウエスト72cmでワイシャツの首回りは38cmです。ワイシャツは実寸ピッタリだとボタンが閉まりませんので、+1.5~2.0cmを選ぶのがベストです。そう考えると36cmなので、ちょうど半分なのです。
これを読めば、ウエストcmが分からない方でも、喪服レンタルできると思います。困ったときの参考にしてください。