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12月3 8月6 7月21 6月29皆さんも経験があるかもしれませんが、クリーニング店に行って、礼服のクリーニングをお願いしたら、「なに!スーツよりも高い、なんで??」こんなことありませんか?形、大きさが同じなのに何故でしょうか?通常、クリーニング料金はスーツで1,000円~1,500円程度、礼服・喪服で1,500円~2,500円程度です。倍くらいの違いがあります。私の知り合いのクリーニング屋さんに聞いたところ、
「礼服は素材がデリケートなので、礼服のみでクリーニングするため、コストがかかる。また、アイロンがけも手作業になり、普通のスーツよりも慎重にかけるため、時間、技術が必要」
ということでした。礼服のみでクリーニング?アイロンがけの技術?具体的にはどういうことなのでしょうか??
礼服・喪服のみでクリーニングとは
礼服・喪服のクリーニングは、標準がハイクラスのクリーニングになります。ハイクラスのクリーニングは、防虫、防カビ、撥水加工がされます。そして、他の服の汚れが移るのを避けるため、色移りを避けるために単独でクリーニングします。礼服・喪服は毎日着用するものではありませんので、長期保管も考えたクリーニング方法になるのですね。たまにしか使わない礼服なので、クリーニング店にも集まらないでしょうから、それだけで洗っていれば、効率が悪くなりますよね。おのずと料金が高くなるってことですね。
アイロンがけの技術
スーツはマシンプレスを行うこともあるようですが、礼服・喪服のアイロンに関しては、必ず手作業で行うようです。礼服・喪服の生地はテカりやすいので、温度、蒸気の量も重要なようです。黒が深い分、下手をすると白っぽくもなってしまうので、慎重な作業になるようです。また、洗いの作業と同様に長期保管も考えているということだと思います。アイロンがけが下手だと礼服・喪服自体が変形してしまいます。久々に使おうとしたら、型崩れしていたでは、どうしようもないですから。
簡単ではありますが、違いがわかりましたか?クリーニング店は礼服・喪服のことを考えて、長く着られるように、急な着用に対応できるようにしているのですね。それでも、そんな配慮いらないという方は、スーツと同じクリーニング方法で安くできるかもしれませんね。