結婚式では必ずあるスピーチ。主賓のスピーチと友人のスピーチは性質が異なったものとなります。
主賓とは、招いた方の中で最も主な人になります。新郎の勤務先の社長などが主賓にあたります。
スピーチは通常、
と流れていきます。
〇〇君、△△さん、そしてご両家の皆様、本日はまことにおめでとうございます。
ただいま、ご紹介にあずかりました、××でございます。せんえつではございますが、皆様のお許しを願いまして、ひと言、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
〇〇君は、私どもの会社の貴重な戦力でございます。私どものような、アパレル業界では、ファッション、人柄、生活スタイルに至るまで、お客様から憧れられるということが、他社との競争に打ち勝つカギとなります。その点〇〇君はお客様からの絶対的な信頼、社内での勤勉さ、新しいことへの探求心は、当社の強力な原動力となっています。
そんな〇〇君が、パートナー選びでも才能を発揮し△△さんという素晴らしい伴侶を見つけられました。お二人なら互いに高め合いながら、幾多の困難を乗り越えていけることと存じます。
〇〇君、△△さん、本当におめでとう。最高の幸福をお祈り申し上げまして、私からのあいさつとさせていただきます。
参考にしてください。ちなみに、主賓の礼服はディレクターズスーツがおすすめです。
以前もご紹介しましたが、ディレクターズスーツの基本スタイルは、黒または濃いグレーのジャケットに、グレーのベスト。それに縞のパンツを合わせます。略礼服のジャケットを使、ベスト、パンツを変えるスタイル。
出典:http://sansyudo.co.jp/
結婚式スピーチ①〜主賓〜に続き、友人編をご紹介いたします。
結婚式のスピーチ②~友人編~
○○君、△△さん、ご結婚おめでとうございます。私は、小学校時代からお付き合いをさせていただいております、××と申します。
私と○○君は、小学校一年生の時に同じクラスになったことから、仲良くなりました。もう20年の付き合いです。中学校では同じ野球部に入り、同じ高校にも通いました。
○○君、覚えていますか?このはがき。これは、小学校二年生の時の授業で、二人一組になり、実際に手紙を書いてポストに投函する。ということをしまして、その時に○○君からもらったものです。内容は、「うちの猫がケガをして10針縫ったよ」かわいいですね。こんなものが出てきて、○○君もびっくりしてますね。
20歳、21歳の頃、週に3日は遊びに行きましたね。スケートボード、ビリヤードをよくやりました。車のない私をいつも迎えに来てくれました。いまでも感謝しています。そして、飲みにもいきましたね。私は学生でしたので、貧乏だったのですが、○○君は働いていましたので、お金があり、いつも飲み代の支払いをしてくれました。「学生に払わせるわけにいかないでしょ」が決め文句でした。あの時は本当にありがとう。
どんな時でも優しく、自分以外を一番に考える○○君は、きっと△△さんのこと、家庭のことを最優先に考えてくれるのではないでしょうか。
お二人で、素敵な家庭を築いていってください。末永くお幸せに。本日はお招きいただき、本当にありがとうございました。
実は、これ、10年以上前に私が、友人の結婚式のスピーチをした時のものです。実際はもう少し話したような気もしますが。
友人のスピーチは、2人だからわかる内容を話すと良いと思います。
参考にしてください。