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12月3 8月6 7月21 6月29訃報を聞いて、お通やに駆け付ける場合は、喪服ではなく地味な平服で問題ありません。通勤用のネイビーやダークグレーなどシンプルで地味な通勤着で参列して構いません。仕事柄、スーツが用意できない場合は、会社の制服でも大丈夫です。
昔は、急な通夜に喪服を着て行くのは、「死を待ち構えている」と思われるとされていました。そのため、地味なスーツの方が無難という考えが一般的でした。しかし、最近では通夜でも喪服を着る人が多くなってきています。失礼のない服装かどうか不安な場合は、喪服を着用した方がいいかもしれませんね。
ですが和装の喪服やモーニングなどは喪主や遺族が着るものです。参列者は喪主や遺族よりも各が上の服装にならないように気を付ける必要があります。因みに、喪章は親族が付けるものなので、一般会葬者は付けません。
男性の場合、ネクタイは地味な色を選んで下さい。普段から、会社に地味目なネクタイを常備しておくと、いざという時に便利です。葬儀場で、靴を脱がなければならない場合に備えて、黒い靴下も常備しておきたいですね。
葬儀の際は、略礼服を着用します。しかし、最近では、お通やでも略礼服で参列する方もいますので、手持ちのスーツが派手過ぎると感じるような場合は、一旦自宅に帰って略礼服に着替えて、お通夜に参列してもよいでしょう。その際は、黒い略礼服に白いシャツ、黒いネクタイを合わせます。足元は、黒い靴下に黒い靴となります。
靴は、黒の紐革靴を選び、光沢あるエナメルや装飾が付いたものは避けます。殺生を連想させる動物の毛皮や革を使った靴やコート、バッグは極力身に付けないようにします。アクセサリーは、結婚指輪と腕時計以外のものは外しておきます。
山形県では、前火葬といって、葬儀の前に火葬を行う風習があります。交通の便が悪かった山間部では、遠方から親族が駆けつけるまでに日数がかかりました。そのため、遺体の腐敗を案じて先に火葬するようになったようです。通夜は、遺族だけで行いますが、この時はまだ喪服ではなく平服が一般的です。火葬前に、故人とお別れをしたい場合は、予め電話をして確認しておきましょう。
また、山形県では火葬後にお寺で葬儀を上げる方が多く、お葬式の際に三十五日法要をまとめて執り行うことも普通にあります。地方から葬儀に駆け付ける場合は、葬儀がどこで行われるのかも把握しておく必要があります。お葬式に行けなくて、後日初七日や三十五日法要に伺おうと思ったら、お葬式の時に終わっていたということにならないように気を付けたいですね。
地域によって色々な風習がありますが、現在どのように運用されているかをきちんと把握しておくことが重要です。時代の変化と共に風習やしきたりは、だんだん変化していきます。地域のマナーは、目上の方に確認し、前例を踏襲した方が間違いないと思います。
お焼香の仕方などは、分からなくても前の人の様子を見て真似をすることができます。しかし、お通夜や葬儀での服装は、間違えると修正がきかないため非常に恥ずかしいものですし、故人や遺族に対して失礼になってしまいます。失礼ののない服装を心掛けたいものですね。
葬儀に参列した時に、若い女性などがミニスカートや、黒のパーカーなどを着ているのを目にし、「黒であれば何でもいいのか?」と不快に思ったことはないでしょうか。故人を送る大事な葬儀だからこそ、親や周りの人が服装やマナーを教えてあげて欲しいものです。
制服のない学校に通っている子供を葬儀に参列させる場合、なるべく黒い服を着せます。成長するのが早い子供のためにわざわざ喪服や地味な服を購入するのは経済的ではありません。かと言って、カジュアルになり過ぎると地域によってはマナー違反となります。
子供に着せる喪服に悩んだ時は、喪服をレンタルするのが手っ取り早い方法です。子供向けの喪服レンタルは、サイズが豊富な上に、ネクタイやサスペンダー、靴など一式レンタルして4千円~6千円くらいとなっています。ご自分で用意しようと思ったら、数万円かかってしまいますし、1か所で一式揃えることができないことも考えられます。
昔は、マナーがなっていない人がいると、ちゃんと怒って教えてくれる目上の人がいました。しかし、現在は怒ってくれる人が少なくなって、許容範囲が広くなっています。だからといって、適当な服装が許される訳ではありません。怒ったり、注意をされなかったとしても、人はちゃんと見て心にしまっているものです。
恥ずかしくない、その場に相応しい服装を子供のうちからマナーとして覚えさせることも親の役割だと思いませんか。葬儀では、集合写真も撮りますので、間違った服装で参列すると、写真を見返す度に恥ずかしい思いをすることにもなります。
女性の場合は、アクセサリー以外にも、つけまつ毛や茶髪などで葬儀に参列すると、どうしても目立ってしまいます。つけまつ毛をする女性は、目が小さいことを気にされて、つけまつ毛をしないでメイクをするのに抵抗を感じる傾向があります。しかし、哀しみに満ちている葬儀会場で、派手なメイクは禁物です。
女性の方が喪主を務める場合は、着物を着るケースが多いです。しかし、普段着物を着ていない場合は、下着や喪服用草履など一式揃えなければいけません。葬儀で着る着物は、染め抜きの五つ紋を付けた黒の無地が正式なものとなりますが、関東では羽二重、関西では一越縮緬の生地が使われます。和装の喪服を持っていない場合も、レンタルを利用するのが便利です。
山形県の喪服レンタル店は、着付けも行ってくれるところもありますが、費用が15,000円~と高めの設定です。時間に余裕がある場合や、身内に着付けができる人がいる場合は、ネットで喪服をレンタルするのがおすすめです。
費用は、和装なら10,000円弱、スーツやアンサンブルなら4,000円~とリーズナブルです。帯や草履、バッグなどの小物もセットでレンタルできます。レンタルだと、都合の良い日時に宅配便で届けてもらえますし、返却も宅配便で回収に来てもらったり、コンビニ返却することも可能です。
万が一、喪服を汚してしまった場合でも、保証サービスが用意されているレンタル店を利用すれば安心です。山形市内にも喪服のレンタル店はありますが、ネットの喪服レンタル店のように、マタニティー用や体型別の喪服までは用意されていないところが大半です。
レンタル喪服は、山形県外からの発送であっても、最低2日もあれば届けてくれます。受け取りも返却も送料無料な上に、配送先を葬儀会場に指定することもできます。着用した後は、クリーニングに出す必要がないので、そのまま返却することができてとても楽です。
喪服は、体重は変わらないのに、体型が変わることで着れなくなってしまうことが多々あります。折角、良い生地で喪服を作っても、体型の変化で着れなくなってしまうことも。例え、着用できたとしても、ジャケットのボタンを留めるとパンパンになっていたら恥ずかしいですね。
また、冬場の葬儀では上に羽織るコートも黒など地味な色がベストです。コートが暖色系のものしかなかった場合もレンタルが便利です。山形県は、奥羽山脈に寒気がぶつかるため、積雪量が全国でも6番目に多い地域です。無理をして薄手のコートを着て葬儀に行くよりも、喪服と一緒にコートもレンタルした方がいいですよ。
また、山形県の夏は、冬とは逆に盆地であることから、暑い地域でもあります。夏期の葬儀には、夏用の薄手の生地で作られた喪服もレンタルすることできます。喪服のレンタルであれば、間違いのない喪服で葬儀に参列できますよ。