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お葬式は故人様と最後のお別れの儀式で、お通夜・葬儀・告別式などがあります。
お葬式の流れは四十九日法要までを一区切りとするのが一般的です。その中で行うお通夜・葬儀・告別式の内容や意味合いは違います。
それぞれの儀式の意味を確認してふさわしい行動とフォーマルな服装をこころがけましょう。
こちらの記事では、お通夜とお葬式の違いについて解説します。
お通夜とお葬式(葬儀・告別式)にはそれぞれ意味合いが違います。
お通夜とはもともと家族や親しい友人が集まり一晩中故人様と付き添い最後の夜を過ごす儀式です。時代の変化とともに18~19時ごろから行われるのが一般的になっています。
一方お葬式(葬儀・告別式)は、家族や友人・知人が集まり故人様の冥福を祈り別れを告げる日中に行われる儀式です。
お通夜はもともと葬儀・告別式の前に家族、友人、知人など身近な人が集まり線香やろうそくの火を絶やすことなく故人様のそばで最後の夜を過ごす儀式でした。
夜通し行ったいた儀式の名残でお通夜と呼ばれています。
現在は地方では近所の人との付き合い方も変わり交通整備や防火のために寝ずの番をできないこと。首都圏では葬儀会場が防火上の理由から夜通し線香やろうそくの火をつけておくのは困難なことから18~19時ごろから行われる半通夜が一般的になっています。
最近は日中に行われる葬儀に参列するのが難しいため、お通夜のみ参列したい人もいます。
もともとの意味合いからすると、親しい間柄であればお通夜とお葬式の両方、会社関係であればお葬式に参列するのがマナーでですが仕事の都合がつかない人はお通夜のみ参列するのも問題ありません。
お通夜のみ参列する人の服装は、喪服を着用するのがふさわしいです。
葬儀は家族や親族が集まり冥福を祈り故人様を見送るための儀式です。
告別式は家族や親族・友人・知人・近所の方・会社関係などが集まり見送るための儀式です。
葬儀は宗教的な意味合いが強く読経や焼香があり告別式はお別れのあいさつや献花がありますが、お葬式として一連のながれで行うことが多くなっています。
お通夜を行わず、お葬式(葬儀・告別式)と火葬までを1日で行う一日葬スタイルを選ぶご遺族様も増えています。
首都圏では2日間の葬儀会場の予約や宿泊施設の手配が難しいこと。
地方でも近所の付き合い方が変わり時間と費用を抑えたお通夜を行わない葬儀のスタイルに変わりつつあります。
先日当店のスタッフに今後のお通夜やお葬式のあり方について討議した結果、自分の子供や孫の代まで自分の付き合いをさせることはしたくないという意見がありました。
故人様の残された家族の想いから一日葬や家族葬が一般的になっています。
お通夜を行わない葬儀に参列するときも最もフォーマルな喪服をふさわしいです。
お通夜とお葬式はどちらに参列すべきでしょうか?
それぞれに意味合いが違うため故人様やご遺族さまの関係性で変わってきます。
とはいえ弔事のスタイルや考え方の変化もあり必ずしも守らなければいけないことはありません。
最近は一般的に訃報の連絡があったときに招かれた方に参列するのがマナーとされています。
お通夜とお葬式の両方に招かれたもののどちらか一方しか参列できない場合の対応方法について解説します。
家族や親族の場合は、基本的になるべく都合をつけてお通夜とお葬式の両方に参列します。
どうしても2日間の都合がつかないときは、ほか参列される家族や親族に相談した上でいずれか一方に参列しましょう。
友人、知人など身近な人の場合は、家族や親族同様に基本的になるべく都合をつけてお通夜とお葬式の両方に参列すように心がけます。
仕事の関係上どうしても2日間の都合がつかないときは、お通夜のみに参列します。
近所の方の場合は、お通夜のみに参列します。
隣組でお通夜やお葬式の交通整備や受付など頼まれたときは、なるべく都合をつけて両方参列するようにします。
会社関係で故人様との関係が深い場合は、お通夜と葬儀・告別式の両方に参列します。
仕事の関係で日中の葬儀・告別式に参列できない場合は、お通夜のみでも問題ありません。
仕事帰りのお通夜の服装は、作業着で大丈夫?葬儀の服装のマナーを解説!
お通夜・お葬式(葬儀・告別式)に参列するときの服装や小物のマナーについて解説します。
いまはお通夜もお葬式においても喪服を着用するのが一般的です。
お通夜のみしか参列できない人が増えていること。弔事のスタイルや考え方が変わっていることからお通夜を行わない葬儀(一日葬や家族葬)も増えています。
そのため外出先から直接向かうことの多いお通夜でもフォーマルな服装と言われている喪服を着用します。
男性は、形はビジネスで着る黒のスーツと同じですが、礼服・喪服は、スーツの黒とは異なり、濃染加工をした濃い黒をしています。
最近ではシングルが主流になっています。
メンズ礼服っていくらぐらいするの?年代別、礼服の相場と値段による違い
女性は、光沢のない黒無地。ワンピース、アンサンブル、スーツが一般的です。光沢のない黒無地を選びます。
お通夜・お葬式に参列するときは、白無地のワイシャツがベストです。
折柄のないブロードクロスの生地がフォーマルとされています。
葬儀では地味で目立たない服装が基本ですから、一般的なレギュラーカラーがおすすめです。
襟部分がボタンダウンだとノーネクタイでも華やかに見え、カジュアルなイメージになるのでふさわしくありません。
お通夜・お葬式に参列するときは、黒いネクタイを締めていきましょう。
喪服に合わせて地味で目立たない無地のネクタイがおすすめです。
生地の厚みあると立体感がでて高級感が増します。
葬儀では、白のネクタイは避けましょう。また柄やワンポイントロゴなどのデザインはカジュアルな印象になるのでふさわしくありません。
お通夜・お葬式に参列するときは黒いベルトを選びます。
ステッチはOKですが、あまり装飾のないものをおすすめします。
ベルトの幅は、3㎝~3.5㎝程度とします。バックルの色は、シルバーか黒なら問題ありません。
太いベルトを締めるだけでカジュアルに見えるので避けましょう。
お通夜やお葬式などに参列するときは、喪服だけでなく腕時計などの小物まで気を配る必要があります。
弔事では装飾品を身につけるのはふさわしくないとされていますが、腕時計を身につけるのはマナー違反ではありません。
腕時計のかたちは、「ノーマルなラウンド型(丸型)」「レクタンギュラー型」「スクエア型」を選びます。
文字盤の色は、黒や白にします。革ベルトの場合は、目立ちにくい黒色を選びます。
お通夜やお葬式は、おごそかな雰囲気の中執り行われるため、時計の針の音が聞こえない腕時計がふさわしいです。
最近はアップルウォッチやスマートウォッチを腕時計として使っている方がいますが、基本的にスマートウォッチは身につけないのがベストです。
葬儀に失礼にあたらない腕時計は?スマートウォッチは大丈夫?喪服に合わせる時計の選び方とマナー
お通夜やお葬式では喪服を着用する服装マナーがあるように靴下にもマナーがあります。
黒以外はNGで折柄のないものがフォーマルです。
フォーマルな席ではなるべく肌の露出を抑えるのがマナーとされているのでなるべく長めの靴下を履きます。
葬儀に履いていく靴下は?男性・女性・子供別に靴下のマナーを解説!
お通夜やお葬式に履いていく靴は光沢のない黒色にします。
内羽根式のストレートチップの革靴が最もフォーマルです。
昔は本革の靴は死を連想させるという理由からNGとされていましたが、いまは本革も合皮でもOKです。
最近は軽くて歩きやすい合皮の靴を履く人が増えています。
お葬式に履いていく靴は?男性・女性・子供別に靴のマナーを解説!
お香典は袱紗(ふくさ)に包んでいくのが一般的です。
袱紗(ふくさ)の色は、弔事用の黒、紺、暗い緑、グレーのほかに慶弔両方で使用できる袱紗(ふくさ)として紫色。男性は落ち着いた色味がおすすめです。
年齢を重ねるほど落ち着いたデザインや上質な生地を選びます。
急な訃報でお通夜に参列するときは、袱紗(ふくさ)が用意できないときはハンカチで対応も可能です。
お通夜、お葬式でお香典を包む袱紗(ふくさ)のふさわしい色や柄の選び方を解説!
袱紗(ふくさ)には正式と略式の2つの包み方があります。
正式の袱紗(ふくさ)も略式も開くと正方形のかたちになります。
略式袱紗(ふくさ)の中に爪付き袱紗(ふくさ)と台付き袱紗(ふくさ)がありますが、どちらも基本的には同じ包み方になります。
お通夜、お葬式で袱紗(ふくさ)の包み方、お香典の渡し方など葬儀のマナーを解説!
今回は「お通夜とお葬式の違いは?流れや日程の決め方を解説」しました。
お通夜やお葬式に招かれたらどの立場や関係性の方であっても、できるだけ参列することをおすすめします。
仕事の関係などでどうしても両方参列するのが難しいときは、お通夜のみ参列しましょう。
お通夜やお葬式の服装は、フォーマルな服装とされる喪服を着用すれば問題ありません。
お通夜かお葬式どっちを参列すべきか迷うときは、故人様や残されたご遺族様のお気持ちを想い行動することをおすすめします。