目次
結婚式に出席するときは、フォーマルな服装をする必要があり気をつけたいポイントがいくつかあります。
見た目の違いがわかりにくいワイシャツにももちろんマナーがあるため、どこで買うべきか確認する必要があります。
白いワイシャツなら問題ないと思い込み、店舗を気にせず価格重視で買うと失礼にあたる場合があるので注意が必要です。
そこで今回は、見た目ではなかなかわかりにくい結婚式用のワイシャツのおすすめ店舗について解説します。
最後まで記事をお読みいただき結婚式用のワイシャツは、買うべきではないと感じた男性用にレンタルのメリットについてもご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
結婚式にお呼ばれしたら絶対にワイシャツが必要ですが、予算に合うお店を見つけるのは大変です。
20年以上アパレル業界に携わり、数多くのブランドを見てきた当店がスーツ量販店・カジュアル衣料品店・ネット通販のそれぞれの特徴について解説します。
スーツ量販店は、紳士服店のAOKI・洋服の青山・はるやまなどの全国規模の店舗があります。
紳士服業界 売上高&シェアランキング(2021年-2022年)で2位のAOKI。
フォーマルシャツの価格:8789円(税込)取扱数1種類。
紳士服業界で長年の経験と数多くの実績がある企業なので安心して結婚式用のワイシャツを買えそうですが、、、
「AOKI」公式サイトでファーマルシャツを検索してみると、1件しか表示されませんでした。
在宅勤務の普及などからスーツの需要が大幅に減少しており、AOKIは紳士服業界の中でもいち早く経営の多角化を進めました。
そのためAOKIは、ファッション事業以外のブライダル事業やエンターテイメント事業の比率を高めています。ファッション事業に注力していないようです。
このためスーツ量販店のAOKIでフォーマルシャツの取り扱いが少ないので結婚式用のワイシャツを買うのは難しいです。
今後、スーツの需要が高くなれば結婚式場や披露宴会場を運営するアニヴェルセルのブライダル事業とコラボして結婚式用のワイシャツの取扱数も増えるのではないかと予想します。
スーツ量販店のAOKIは、紳士服業界で長年の経験と数多くの実績があるため安心感があります。
結婚式用のワイシャツ取り扱い数が減ってますが、フォーマルスタイルの専門知識のあるスタッフに相談してワイシャツを買いたいという男性におすすめです。
紳士服・スーツ販売数No.1の洋服の青山。
フォーマルシャツの価格帯:4290円~6270円(税込)取扱数35種類。
洋服の青山は、業界首位の実力からフォーマルシャツの価格も安く設定されており取扱数は多いのが特徴です。
スーツの需要が減っていることから礼服やワイシャツを実店舗で売るよりもレンタルサービスに注力しているようです。そのためスーツ量販店なのにワイシャツの価格は高いです。
洋服の青山のhare:kari(ハレカリ)では、礼服とワイシャツのレンタルすることできますが1万円以上するので相場よりも高めです。
ネームバリューにより結婚式用のワイシャツを買うこともレンタルすることもお得感が薄れているのが勿体ないと感じました。
他社が紳士服・スーツ事業を縮小する中、市場を強化したはるやま。
ワイシャツの価格帯:1990円~9790円(税込)取扱数432種類。※
※フォーマルシャツ以外を含む。
「スーツで日本を健康に」がテーマであり機能性にこだわったワイシャツが数多く揃っています。
大ヒットした完全ノーアイロンi Shirt(アイシャツ) は、ワイシャツを着たあとのお手入れの手間を省いた機能性にこだわった商品です。
今後も紳士服・スーツのはるやまは、スーツ事業に注力していくことから機能性の優れた結婚式用のワイシャツもラインナップされるのではないでしょうか。
カジュアル衣料品店は、ユニクロ・GU・イトーヨーカドー・しまむらなどの全国規模の店舗があります。
カジュアル衣料品店のユニクロ・GUには、フォーマルなワイシャツはありませんでした。
ワイシャツは、フォーマルとカジュアルの中間のようなもので結婚式にはふさわしくありません。
ユニクロ・GUは、全体的にカジュアルっぽいデザインが多い印象です。リクルートシャツとしては使えますが結婚式ではNGです。
結婚式用の代わりになるワイシャツの取り扱いがないためスーツ量販店に足を運ぶ方がよさそうです。
総合スーパーのイトーヨーカドーでは、今後フォーマルなワイシャツは買えなくなると予想します。
2021年2月には伊勢崎店が閉店し、新たに14店舗を閉鎖しアパレル事業からも撤退すると発表をしているからです。
イトーヨーカドーのプライベート商品やショッピングモール内のアパレルショップのフォーマルスーツを買うことができないのはとても残念です。
イトーヨーカドーのネット通販においても結婚式用のワイシャツを買うことはできません。超・形態安定シャツプラスは買うことができますが結婚式にはNGなので注意が必要です。
今後はセブンアンドアイホールディングスのグループ軸である食の分野に注力していくようです。
ネット通販では、Amazon・楽天市場などに出品しているお店の中から低価格なワイシャツを買うことができます。
ワイシャツの価格帯:1000円〜(税込)
Amazonに出品しているお店が多いことからワイシャツの種類やデザインが豊富に揃っています。
お店によって対応が違うことがあるためレビュー評価を確認してから買う方が安心です。
結婚式用のワイシャツなのかカジュアルなワイシャツなのか判断しにくいときもありますが、正式なフォーマルスタイルのマナーを知っているお店ばかりではないため自分でワイシャツの色・柄・生地・襟のかたちなど確認する必要があります。
ワイシャツの価格帯:1500円〜(税込)
楽天市場では、あす楽対象商品なら即日発送してくれるためワイシャツが必要なときにすぐに手に入ります。
楽天ユーザーは、たまったポイントでワイシャツを買うこともできるのでお得感があります。
Amazonよりもワイシャツの価格が高い傾向であることとお店のレビューがすくないことから、買いたいワイシャツが見つかっても判断が難しいかもしれません。
Amazonでワイシャツを買うときと同じように、フォーマルな服装について詳しいスタッフが少ないことから自分でワイシャツの色・柄・生地・襟のかたちなど確認する必要があります。
結婚式の服装にはいくつか気をつけたいポイントがあります。もちろんワイシャツにも最低限抑えるべきマナーもあります。
結婚式用のワイシャツをスーツ量販店で買うと、5000円以上することもあります。
またカジュアル衣料品店のユニクロやGUでは、カジュアルっぽいデザインでいまのところ結婚式ではNGです。イトーヨーカドーは、アパレル事業を縮小・撤退することから後フォーマルなワイシャツは買えなくなると思います。
ネット通販のAmazonや楽天市場のワイシャツは、低価格な商品がありますがフォーマルなシーンでは不向きの場合が多いです。
結婚式は、数年に1度ほどしか出席しなくても礼服とワイシャツは絶対に必要なものです。礼服やワイシャツをレンタルするというのもひとつの選択肢になります。正式なフォーマルスタイルのマナーがあるので、レンタルすれば安心です。
当店、礼服レンタルの相羽では、アパレル業界20年のスタッフが厳選した礼服とワイシャツをご用意しています。
ぜひ参考にしてください。