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親族や親しい方が亡くなってしまった時に、故人様と最後のお別れをするために赤ちゃんを連れて顔を見せたいですよね。
お葬式の最中に赤ちゃんが泣いてしまうのではないか。ミルク・授乳、離乳食などのご飯はどうすればいいの?オムツの交換するスペースはあるの?など悩むことも沢山あります。
また遺族やほかの参列者の中には、お葬式に赤ちゃんを連れていくのはふさわしくないと感じるのではと不安に思う方も少なくありません。
そこで今回は、お葬式に赤ちゃんを連れていくときのマナーや注意点についてご紹介します。
お葬式を行う意味は、「故人様の死を悼むこと」「安らかに眠れるように願うこと」「ご遺族や遺された人たちが、気持ちを整理する場であること」この3つがあります。故人様の供養のためだけでなく、ご遺族や遺された方たちの心を癒す目的もあります。
そのためお葬式は、静かな空間の中でしきたりに沿ってマナーを守り執り行います。
赤ちゃんをお葬式に連れて行ってよい場合について解説します。ご遺族や残された方たちに不快な想いやご迷惑をかけないように配慮しましょう。
先ほども説明した通りお葬式は、「ご遺族や遺された方たちの心を癒す」ためのものです。
お葬式に赤ちゃんを連れて行きたい時は、まず遺族に相談しましょう。
参列者の勝手な思い込みで、故人様が「自分の赤ちゃんに会いたがっていた」と決めつけてしまうのはよくありません。生前、自分の赤ちゃんを可愛がってくれていたとしても遺族の想いに沿うことが大切です。
訃報が届いたら、ご遺族から了承が得られれば赤ちゃんをお葬式に連れていくことは問題ありません。
反対にお気持ちだけ・・・「いただきます。」「十分うれしいです。」「受け取ります。」など、感謝や誠意を示す言葉でやわらかく断られたら赤ちゃんをお葬式に連れていくことは控えた方がいいでしょう。
どうしても故人様に自分の赤ちゃんをお見せしたいのであれば、ご遺族に了承をえた上で後日ご自宅に出向きお線香をあげさせてもらうのもよいでしょう。
遺族の意向を確認して、お葬式に赤ちゃんを連れていくことなったら葬儀会場の設備について確認しましょう。
昔は自宅葬が多かったので、授乳室やおむつ替えスペースないのが一般的でした。
最近は、お通夜から葬儀会場で行うことが多くなっており、葬儀会場では参列者のための設備も充実しています。子育て中の方にも十分配慮されているため問題ないと思いますが、事前に授乳室やおむつ替えスペースの有無などを把握しておくと安心です。
親族の場合には、参列しても問題ないとされています。お葬式では、遺族以外の方も多くいるため迷惑をかけないように配慮が必要です。
訃報を送っている喪主は、赤ちゃんを連れてくることを理解しているはずですが遺族の中には知らされていない方も中にはいます。会場についたら遺族の方たちに挨拶をかわすだけで気持ちが伝わります。
家族宛に訃報が届いた場合には、夫婦のどちらかが赤ちゃんのお世話をして参列を控えるという選択肢もあります。
ごく親しい間柄でもご遺族様の気持ちを考えると、お葬式に赤ちゃん連れて行かない方が無難です。
遺族の中には、生前故人が赤ちゃんのことをすごくかわいがっていたり、思い入れがあると「ぜひ赤ちゃんを連れて参列してください。」と言われることもあります。
親族と同様に遺族の意向を確認した上で行動しましょう。
お葬式は、静かな空間の中で行うものなので赤ちゃんが泣きだしたらすぐに外に出るようにしましょう。
赤ちゃんは、お腹がすいたり眠くなったりすると泣いて知らせてくれるので仕方がないことです。遺族の方や他の参列者が理解していても厳かに行うべきお葬式の雰囲気を壊さないようにすることが大切です。
普段と環境が違うだけでも泣いてしまうこともあるので、葬儀会場のスタッフに伝えて静かに外に出ることをおすすめします。
出口付近の席に座れば目立つことなく途中退席することができます。
お葬式に赤ちゃんを連れて行くときに準備しておきたい持ち物と服装マナーを確認しましょう。
赤ちゃんには、いつも通り肌触りのよい下着や服を選ぶのがよいです。
葬儀では、派手な色・柄は避けるのがマナーとなっていますので黒やグレーを基調とした服装を選ぶようにしましょう。
タオルケットや肌掛けの隙間から、靴下は目立つためシンプルなデザインのものを履かせるようにしましょう。
お葬式は、普段と環境が違うことから緊張してミルクを吐き戻してしまうことがあります。
おむつをしていても隙間から漏れて服が汚れることもあります。
赤ちゃんの服が汚れたままだと見た目があまりよくないので、着替えを何枚か持参しておきましょう。
紙おむつを変えないと、赤ちゃんは不快で泣いてしまうこともあります。数時間の葬儀でも紙おむつやおしりふきを持参するようにしましょう。
紙おむつを替えたときのごみは、持ち帰るのがマナーなのでごみ袋も用意しましょう
赤ちゃんは、数時間おきにこまめな食事ときには授乳も必要です。お腹を空かせてしまうと泣いて知らせてくれるのですぐに対応できるよう事前に準備しておきましょう。
離乳食の場合は、個室スペースが確保できないこともあるので赤ちゃんの好きなおやつの用意をしておくと安心です。
お葬式に赤ちゃんを連れて行くときの服装も喪服を着用しバッグや靴のほか小物まで黒で統一します。
授乳中の赤ちゃんを連れていく場合には、ワンピースは前ファスナーになっているデザインが授乳する時に便利です。
最近では、授乳期向けの喪服などもレンタルすることができるので検討してみてください。
ー参考記事ー
お葬式は、葬儀で僧侶による読経、参列者による焼香、喪主の挨拶などが行われるため1時間ほどかかります。その後、出棺後火葬までの2時間ほどかかります。
この葬儀の最中ずっと抱っこ紐を使うのはとても大変です。
お葬式では、葬儀会場にベビーカーを乗り入れても問題ないので持ち運ぶようにしましょう。連れていく赤ちゃんの月齢にもよりますが、A型に比べて軽くて持ち運び安いB型のほうがおすすめです。つくりが簡易的で軽量タイプのベビーカーなので女性でも持ち運びに不便に感じることはありません。コンパクトになるため場所も取らず迷惑になりにくいです。操作性もよいので参列者への配慮もしやすいです。
葬儀会場についたらすぐにスタッフに保管できるスペースを確認しましょう。葬儀が始まったら、ベビーカーを折りたたみ指定されたスペースにおきましょう。ベビーカーを置くスペースは、ほかの参列者も使用する可能性があるため端のほうに寄せておきましょう。
遺族に了承を得た上で、お葬式に赤ちゃんを連れていくことは可能ですが関係者への配慮が必要で大変だと感じる方も多いと思います。
最近は、時間制のベビーシッターや当日に利用できる託児所もあります。葬儀の時間だけそのようなサービスを利用するのもおすすめです。
葬儀会場によっては、提携しているベビーシッターがあるので事前に相談してみてはいかがでしょうか。
一般的にお葬式に赤ちゃんは連れて行くことはなるべく控えた方がいいと言われています。
とはいえ、親族や親しい間柄であれば、お葬式に赤ちゃんを連れて行きたいと思う方も少なくありません。訃報が届いたら、遺族の方に意向を確認して赤ちゃんを連れて行くことを了承を得たうえで行動するようにしましょう。
赤ちゃんを連れて行くときは、事前に葬儀会場のスタッフに授乳室やおむつ替えスペースの有無などについて確認しておくと安心です。また、必要な持ち物として「赤ちゃんの服装と自分の喪服、紙おむつ、おしりふき、ベビーフードや粉ミルク、哺乳瓶、B型のベビーカーなど」たくさんあります。
また授乳中の赤ちゃんを連れて行くときには、授乳対応の喪服を選ぶようにしましょう。ワンピースは、前ファスナーになっているデザインを選ぶと便利です。
少しでも手間を省くために、葬儀会場に直接お届けしてくれる喪服レンタルを利用するのもおすすめです。