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公開日:2024/02/18最終更新日:2024/02/18 結婚式の受付を頼まれた時の役割や仕事内容は?当日の流れ、服装マナーも解説!

結婚式の受付係は、新郎新婦に変わってゲストをお迎えする重要な役割があると知っているけど、

「受付時の仕事内容は?」

「当日の流れは?」

「服装マナーは?」

このように初めて受付係をする方は、どんなことをすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、結婚式の受付係のマナー、仕事内容、当日の流れをわかりやすく解説します。

当日の服装マナーについても紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 受付係の役割は?

結婚式の受付係は、両家に変わってゲストをお迎えする重要な役割があります。

受付係もゲストの一人として新郎新婦を祝福する立場であることは間違いないですが。。。

受付をしている時は、両家の招待側の立場という意識を持った礼儀正しく丁寧な対応が求められます。

 

そのため、結婚式当日はゲストの集合時間よりも30~1時間ほど早く式場について受付の準備をします。

受付係の役割や仕事内容は、新郎新婦から事前に聞いていると思いますが、会場のスタッフに当日の受付の流れを確認しておくと安心です。

受付をしている時は、新郎新婦は衣装の着付けやメイク・髪型をセットなど結婚式の挙式の準備をしておりゲストに挨拶が出来ません。

新郎新婦の気持ちになってゲスト一人一人あたたかくお迎えします。

受付係の仕事内容

受付係の仕事は、両家の招待側の立場であるという意識を持って対応するのが何よりも大切です。

当日の受付係の主な仕事内容は以下になります。

  • ゲストにあいさつし列席のお礼を伝える
  • ご祝儀を受け取る
  • ゲストに芳名帳に記入してもらう
  • 席次表やお車代を渡す
  • 案内をする

ゲストは、受付係にご祝儀を渡しご自分のお名前を芳名帳に記帳する際に「本日はおめでとうございます!」というお祝いの言葉を添えてくれるはずです。

その際に、明るい表情であいさつを交わします。

ご祝儀を渡す際に「新郎友人の〇〇です。」「新婦友人の〇〇です。」とどちら側のゲストであるか伝えてくれるはずですが、ゲストの中には受付の仕方がわからない方もいます。困っているゲストがいたら笑顔で接し、言葉遣いに十分気をつけながら、受付の流れを伝えましょう。

 

昔と結婚式のスタイルが変わったていることから、受付係の仕事内容も簡略化されていることがあります。

デジタル化するいまどきの結婚式では、ご祝儀がキャッシュレスで事前に決済していることもあります。またタブレットで芳名帳の記入をするなどしていることも。。。

昔とは受付係の仕事内容が違うと心配になりますが、会場のスタッフが丁寧に教えてくれるので心配はいりません。一人一人のゲストに丁寧に対応することが大切です。

新郎新婦が電子ご祝儀を検討するときの参考記事

結婚式のご祝儀をキャッシュレス決済したい!招待状に書く案内文

当日の流れ

新郎新婦から結婚式の受付係を頼まれたら、前日までに下記の6つを確認しておくと安心です。

  • 受付係の集合時間
  • 受付係の集合場所
  • 会場までのアクセス方法
  • 受付の開始時間
  • ご祝儀の保管先や渡す相手
  • 当日の服装

受付係が遅刻してしまうと、新郎新婦や両家の両親とゲストにまでご迷惑をかけてしまいます。当日は交通機関の乱れで遅延する場合もあるので余裕をもった行動を心がけましょう。

ご祝儀を受け取ったあとの対応法について確認しておくとお金のトラブルを防ぐことができます。

当日の服装は、会場の雰囲気や参列するゲストによって変わってくるので事前に新郎新婦に相談しておきましょう。

受付係の服装マナー

結婚式の受付は、新郎新婦や両家の両親に変わってゲストをお迎えする立場です。

そのため、ほかのゲストよりも上質感のある生地の礼服、多少華やかなドレスを選ぶのがポイントです。多くのゲストとお会いする立場なので身だしなみを整えて清潔感ある服装を心がけましょう。

男性は準礼装の礼服。女性は少し華やかな色のドレスがおすすめです。

結婚式の会場やスタイルに合わせて、服装を選びましょう。

男性の服装

基本的に、準礼装である礼服を着用します。

昔の礼服のジャケットはダブルでボックス型。生地は厚く黒色が濃いほどフォーマルでした。

最近では、かたちはビジネスで着る黒のスーツと同じでシングルが主流になっています。

※スーツの黒とは異なり、濃染加工をした濃い黒をしているので注意が必要。

そのため受付係の服装もスタイリッシュなシングルの礼服がおすすめです。

受付係は、ゲストをお出迎えする立場になるのでスタイルにアレンジして華やかさをアップしたいところ。

  • ネクタイは、シルバーやストライプを選ぶ。生地に厚みのあるものを選ぶ。
  • ネクタイと同系色のポケットチーフを挿す。
  • ベストを羽織り3ピーススタイルにする。

など、ほかのゲストの服装よりも華やかさを意識したコーディネイトをしましょう。

礼服に上質感を出すなら、尾州の生地で仕立てたものがおすすめです。尾州の生地は、素材の品質の高さから軽さ・やわらかさ・なめらかさを実感できます。

参考記事

 

結婚式の会場が高級ホテルなど格式の高い場合には、ディレクターズスーツ着用してフォーマル度を上げるのもよいです。また夜に結婚式を行うときにはタキシードを着用するのもおすすめです。

会社の同僚や友人は、チャコールグレー、ダークネイビーなどのダークスーツを着用する方も中にはいますが、カジュアルに見えるので受付係の服装としてふさわしくありません。

また、礼服はジャストサイズを選ぶことやジャケットやズボンににシワ・汚れがないか重要なポイント。髪をセットしてヒゲも清潔に整えるのこと。身だしなみを整えることで大きく印象が変わってきます。

女性の服装

女性が受付係をする時は、ほかのゲストよりもフォーマル感を出すために肌の露出が少ない上品なドレスを着用します。

特に袖なしのドレスの場合には、ショールやボレロ、ジャケットの羽織るだけで華やかで落ち着いた印象になります。

ドレスの色は、少しゴージャスな印象になるレッド系のドレスに濃い色のボレロや小物を合わせるスタイル。フェミニンな雰囲気になるピンク系のドレスに黒いパンプスなどで大人っぽいスタイルに。落ち着いて上品な印象になるベージュ系のドレスに濃い色のボレロやストールを羽織るスタイルがおすすめです。

2色に分かれているバイカラードレスは、別れをイメージすることから縁起が悪いので結婚式の受付係の服装にふさわしくありません。

新婦のウェディングドレスの色と被ってしまう白色。お色直しのカラードレスの色と被ってしまう赤・黄色・緑などビビットカラーも避けた方がいいでしょう。

受付係の服装は、あまり目立つ色はおすすめしませんが、なるべく明るい色味を意識して受付の華やかさを演出しましょう。

親族が多く参列する場合には、着物や振袖が華やかな印象となるため喜ばれます。

新郎新婦から受付係を頼まれた時に、どのような衣装にするべきか相談しておくと安心です。

受付係は、ゲストからご祝儀を受け取ったり芳名帳に記入してもらう時、また席次表やお車代を渡す時などに、手先を見られることが多いので爪を磨いたりキレイに整えてましょう。

まとめ

今回は、「結婚式の受付を頼まれた時の役割や仕事内容、当日の流れ、服装マナー」について解説しました。

ゲストをお出迎えする大切な役割があるため、「遅刻をしない。」「招待側の振る舞いをする」「華やかで上品のある服装をする」ことが大切です。

もしわからないことがあれば会場のスタッフが仕事内容や役割、当日の流れまで丁寧に教えてくれるので心配はいりません。

新郎新婦から結婚式の受付係を頼まれたら、信頼されていると思い快く引き受けてみてはいかがでしょうか。

大切な役割をスマートな対応することでお祝いの気持ちを伝えましょう。